コスワース
コスワースは、インディカーの3つ目のエンジンメーカーとしての参入を目指している。

コスワースのハル・ライシガー社長は、モータースポーツをコスワースの活動の中心に復活させたいと考えており、その計画の重要な要素のひとつとして、インディカーに復帰し、現在のエンジン供給元であるホンダとシボレーと競うことを挙げた。

「モータースポーツをより大きく強調するために、組織を再編成し、戦略をリファインした」とハル・ライシガーはコメント。

「我々の取締役の最近の変化、例えばサック・ブラウンとアダムパーという2人の加入を見れば、我々はモータースポーツでの存在感を拡大する立場にいる」

「我々はエンジニアリング中心でいたときは常に非常に強かった。だが、私は営業とマーケティングの見地からビジネスの商業面を強化したい」

「インディカー、LPM2、RallyXなど、目標としているモータースポーツのプログラムの長いリストがある。ビジネスを獲得するためのもっと多くの認知と活動を見ることになるだろう」

2005年のIRLを最後にコスワースはアメリカのシングルシーターから離れている。

ハル・ライシガーは、どんな潜在的な復帰でもパートナーシップが必要だが、コスワースにはインディカーのプロジェクトを開始するためのリソースがあると述べた。

「我々は、分析、シミュレーション、概念実証を開始し、まもなく金属を切り出していくことができる」とハル・ライシガーは述べた。

「我々にはまだエンジニアリングと生産エリアにコスワース・インディカー・エンジンに取り組んだことのある中心的なチームがいる。なので、我々はすぐにスイッチを入れることができる」

現在、ハル・ライシガーはアメリアにおり、火曜日にインディカーのマネジメントに会う予定だが、彼のプランはすでにシリーズに支持されていると述べた。

「彼らがもうひとつのエンジンメーカーを獲得したいことは、しばらく広く知られていたことだ」

「OEM先、シリーズ、そしてコスワースとの間で適切な利害関係を築くことが鍵だと思う」

コスワースは、現在の拠点であるノーサンプトンの近郊に新しい施設を建設している。

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カテゴリー: F1 / コスワース / インディカー