シャルル・ルクレール 「レッドブルF1にプレッシャーをかけるのは時間の問題」
シャルル・ルクレールは、フェラーリが2024年F1シーズンにレッドブルにプレッシャーを与え始めるのは「時間の問題」だと考えている。

ルクレールは先週末のサウジアラビアGPで今季初表彰台を獲得し、2024年のスタートを切った。その1週間前、チームメイトのカルロス・サインツもバーレーンで3位を獲得した。

両レースでポールシッターで最終的に優勝者となったマックス・フェルスタッペンに次ぐ2位からスタートしたルクレールにとって、2024年は昨年に比べてより有望なスタートを切った。 彼は2023年シーズン開幕戦でリタイアし、フェラーリはレースペースの問題によりレッドブルに挑戦することができなかった。

ジェッダでのルクレールのフェルスタッペンに対する18秒の差は依然として落胆するものと見なされるかもしれないが、ルクレールは、このままいけばレッドブルにプレッシャーをかけられるようになる兆候だと言う。

「ポジティブなレースだったし、僕たちは正しい方向に少しずつ進んでいると思う」とルクレールは語る。

「この6、7カ月を振り返ってみると、僕たちは最も進歩したチームだし、徐々に差を縮めつつある」

「その差はまだかなり大きいけど、この調子でいけば、レッドブルにプレッシャーをかけられるのも時間の問題だと確信している」

しかしルクレールは、フェラーリが来週メルボルンで開催されるオーストラリアGPに同じようなパッケージを持ち込んでいることもあり、短期的に大きく前進する可能性を否定した。

「メルボルンでは新しいことはあまりないと思うから、メルボルンで新しいことがなくても、今のところ自分たちのパッケージを最大限に生かすことでいい仕事ができていると思う」とルクレールは警告した。

「それが僕たちの現状だ。クルマに新しいパーツが追加されるたびに、自分たちがどのような一歩を踏み出すか様子を見る必要があるだろう。そしてそれが我々をレッドブルに近づけることを願っている」

シャルル・ルクレール スクーデリア・フェラーリ

その進歩がどこからもたらされるのかについて「モータースポーツの世界では、コンマ3秒や4秒というのはとても大きなことだ」とルクレールはSky Sports F1に語った。

「しかし、マシンのすべてのパーツに目を向けると、パーツ1つにつき0.01秒向上しているのであれば、それをそのまま獲得していることになる」

「ここ数カ月で、僕らが最も改善したチームだ。僕らが非常によく働いてきたし、それを続けていくしかない。どの分野に取り組まなければならないかは非常に明確だ」

「僕たちの出番は必ず来ると確信している。レッドブルがどんなアップグレードを用意しているかはわからないけど、それが僕らがいつ彼らと肩を並べることができるかを決めるだろう」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / シャルル・ルクレール / スクーデリア・フェラーリ