シャルル・ルクレール、F1アメリカGPに新素材エンジン投入で5グリッド降格
シャルル・ルクレールは、フェラーリの2023年の開発計画の一環として新しいスペックのICE(内燃エンジン)を導入して、F1アメリカGPで5グリッド降格ペナルティを受けると伝えられている。

フェラーリF1チームは、今シーズン何度かF1パワーユニットの信頼性の問題に苦しんでおり、エンリコ・グアルティエリが率いるマラネッロのエンジン部門は、2023年に向けてフェラーリのF1パワーユニットの耐久性を改善するためにあらゆる努力をしている。

シャルル・ルクレールは、前戦F1日本GPを5基目の内燃エンジンで戦ったが、フェラーリはFIA(国際自動車連盟)からオースティンで6基目となる新スペックのICEをルクレールのハードウェアのプールに導入することを承認された。

F1エンジン開発は凍結されているが、エンジンメーカーは、信頼性を向上させるという理由で、FIAの同意を得てパワーユニットに変更を導入することが許可されている。

フェラーリの新しいICEは、デザインの変更ではなく、素材の変更を特徴としており、F1アメリカGPの導入に続いて、2023年にコーサインが出される前にシーズン最後の4レースでテストされる。
フェラーリは、F1エンジンの信頼性が向上されることで、2023年F1シーズンにより多くのパワーを投入できるようになることを期待している。

新しいスペックのICEの恩恵を受けるのはシャルル・ルクレールだけで、チームメイトのカルロス・サインツはシーズンの終わりまで通常スペックのエレメントのままとなる。

シャルル・ルクレールは、ドライバーズチャンピオンシップでセルジオ・ペレス(レッドブル・レーシング)から1ポイント差のランキング3位につけている。

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カテゴリー: F1 / シャルル・ルクレール / スクーデリア・フェラーリ / F1アメリカGP