カルン・チャンドック
カルン・チャンドックが、チーム・ロータスから今月末に母国で初開催されるF1インドGPに出場する可能性は低そうだ。

チーム・ロータスのリザーブドライバーを務めるカルン・チャンドックは、新設されたブッダ・インターナショナル・サーキットで初開催されるグランプリに出場するのではないかと報じられてきた。

だが、オーナー兼チーム代表を務めるトニー・フェルナンデスは「彼がマシンに乗っているところは見たいが、実際それだけのために彼を乗せることに意味はない」とコメント。

カルン・チャンドックは今年、F1ドイツGPでヤルノ・トゥルーリからシートを譲り受けてチーム・ロータスからレースに出場した。

チーム・ロータスは、いまだ1ポイントも獲得できていないが、コンストラクターズ選手権では10位のポジションを維持している。

「我々には非常に経験豊富なドライバーが2人いる。カルンやインドのファンのためではなく、彼ら、そしてチームによって適切なことをしなければならない」

「私の気持ちとしては彼がレースをしているところを見たい。気持ちの上では意味のあることだが、我々は10位にならなければならないし、我々にはそれを成し遂げるために適切な人材がいる」

またチームは来季からケータハムに変更するのではないか噂されているが、トニー・フェルナンデスは、2012年シーズンに“ロータス”の名前をグループ・ロータスがスポンサードするルノーに譲ることを強く示唆した。

「我々はこの状況に現実的にならなければならない。我々は今の立場を持続できるか? 私はそうは思わない。F1の助けにもならないし、ファンの助けにもならない」

トニー・フェルナンデスは、論争の終結によって「F1、グループ・ロータス、ルノー、そして我々の勝ちとなる。それで良くないか?」と主張した。

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カテゴリー: F1 / カルン・チャンドック / ケータハム