カルロス・サインツ ルノーF1
カルロス・サインツは、F1アメリカGPからルノーに移籍するというニュースは発表の30分前に知らされたとし、“まったくの驚きだった”と語った。

先月、ルノーは2018年のドライバーとしてカルロス・サインツと契約したことを発表。舞台裏でジョリオン・パーマーの契約を買い取り、今シーズン中にサインツを起用できるよう動いていた。

シーズン末まで契約があると主張していたジョリオン・パーマーだが、F1日本グランプリの予選終了後に鈴鹿でのレースがチームとの最後のレースになることを発表。ルノーは、ジョリオン・パーマーの発表直後にF1アメリカGPからのラスト4戦でカルロス・サインツを起用することを発表した。

「実際、僕が知ったのは発表の30分前くらいだったし、僕としてはかなり予想外のことだった」とカルロス・サインツはコメント。

「皆さんと同じようにかなりの驚きだったよ! マネージャーがシリル(アブレブール)が彼に伝えたことを僕に知らせてくれた」

ルノー移籍がわかったときに心境について質問されたカルロス・サインツは「その日のことに集中していたのであまり実感が湧かなかった」とコメント。

「ベットに入ったときはハッピーだった。予想よりも少し早くにクルマに適応して、エンジニア、チーム、メカニックは少し早くに知りことができる良いチャンスだとわかったからね」

「好ましいことだったけど、週末に集中していたので、あまり感情的にもハッピーにもならなかった」

鈴鹿でのトロ・ロッソとのラストレースはオープニングラップのクラッシュで終えたカルロス・サインツだが、順位を上げるために懸命にプッシュした結果であり、後悔はないと語る。

「非常にシンプルなことだ。僕たちはソフトタイヤでスタートしたけど、予想以上にグルップが少なかった」とカルロス・サインツはコメント。

「1ストップ・レースだったのでスタートで順位を上げたかった。リスクを冒そうとした。通常はうまくいくけど、今日はうまくいかなかったし、ターン6でアウトサイドをターン6でアウトサイドを走ったけど、予想していたよりもコース上には多くの埃があって、かなり汚れていた。それでスナップしてコントロールを失ってしまった」

「後悔はまったくしていない。チームのための最後のレースで懸命にプッシュしていた。スタートでリスクを冒す必要があったけど、うまくいかなかった」

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カテゴリー: F1 / カルロス・サインツJr. / ルノーF1チーム