F1 カナダグランプリ ジル・ヴィルヌーヴ・サーキット 国際自動車連盟
FIA(国際自動車連盟)は、2018年のF1選手権 第7戦 カナダGPに先立ち、ジル・ヴィルヌーヴ・サーキットのターン7とターン8の間のストレートに3つ目のDRSゾーンを追加すること発表した。

昨年の空力レギュレーションの変更によってオーバーテイクの減少が問題視されており、開幕戦オーストラリアGPでも3つ目のDRSゾーンを追加。また、第2戦バーレーンGPではDRSゾーンの距離を延長するなど、オーバーテイクの増加を狙ってきた。

高速レイアウトのジル・ヴィルヌーヴ・サーキットには、すでにバックストレートとホームストレートにDRSゾーンが設置されており、新たに3つ目のDRSゾーンを追加することでレースにスペクタクルを生み出すことが期待される。

F1レースディレクターのチャーリー・ホワイティングは、FIAはより良いショーを生み出すチャンスがあるのであれば、実験することを恐れることはないと語っている。

追加のDRSゾーンについてチャーリー・ホワイティングは「何か他のことを提供しただけのことだ。我々はそれを追加する機会の多い他トラックでもより効果的なことをしていくつもりだ」と述べた。

DRS (Drag Reduction System)とは
DRSとは、リアウイングのフラップをドライバーが手動で可動させることでドラッグを低減させ、オーバーテイクを促進させることを目的に導入された可変リアウイング。検知ポイントで先行マシンの1秒以内につけているドライバーが使用できる。

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カテゴリー: F1 / F1カナダGP