セバスチャン・ブエミ
セバスチャン・ブエミが、2013年仕様TS030 HYBRIDでの初の公式テストを前に、そして4月14日に迫ったWEC開幕戦シルバーストンへ向けて、今の心境を語った。

2012年、耐久レースのルーキーとして、何を学んだか?
ル・マン24時間レースは世界的なイベントであり、出場することは大きなチャレンジであり、ずっと出場したいと思っていた。

大きな速度差のある車両によるレースであり、ドライバーにとってもチャレンジングだが、その状況にはすぐに慣れて、自分自身楽しむことが出来た。もう一つの大きな違いは夜間走行があることだった。周辺は非常に暗く、視界も悪い。集中力を維持し、リズムに乗って走る必要があった。

トヨタ・ハイブリッドシステム・レーシング(THS-R)はドライバーとしてどう感じるか?
ハイブリッド・システムが働いて300馬力が上乗せされたときは、感動的だ。チームメイトから特別な感覚だと伝えられてはいたが、初めて実際にドライブするまでは、どんなものなのか予想も出来なかった。とにかく、TS030 HYBRIDのパフォーマンスには感銘を受けた。ドライバーに自信を与えてくれ、本当にドライブするのが楽しかった。

再びWECを戦うのは楽しみか?
WECシリーズのスタートが待ちきれない。昨年のル・マン24時間レースも素晴らしい経験だったが、今年は更なる自信を感じている。残念ながら我々はチェッカーフラッグを受けることは出来なかったが、次回こそという決意を更に強めることとなった。チームは本当に強く、昨年既に勝利を挙げているだけに、我々も上位争いをするチャンスがあると思う。

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カテゴリー: F1 / セバスチャン・ブエミ / トヨタ