シルバーストン、F1イギリスGPの8月への日程変更に前向き
シルバーストンのマネージングディレクターを務めるスチュアート・プリングルは、レースを救済できるのであれば、F1イギリスGPを8月に移動ことをいとわないと語った。

イギリス政府は、6月8日から施行される14日間の検疫措置の最初フェーズからF1を免除されないことを発表し、7月26日と8月2日の2週連続でシルバーストンで予定されているF1イギリスGPの開催に暗礁に乗り上げた。

だが、2020年にF1イギリスGPを開催できるのであれば、シルバーストンは8月後半にイベントを開催することにオープンだと語る。

スチュアート・プリングルは「我々が話し合った当初の日程は7月中旬から後半にかけて開催するものだが、実際には8月を通して程度の柔軟性がある」と Sky Sports F1 に語った。

「F1の日程、実際には2つの日程を見つけることが問題になるとは思わない。我々に必要なのは政府からの青信号であり、それには時間がかかる」

「我々が会場を設営するのに必要な期間に関して言えば、ファンが入らない場合、実際には比較的短くて済む。新型コロナウイルスの影響を考慮に入れる必要のある計画はかなり多くあり、それは我々にとって新しい未知の領域だ」

「だが、すべて固定されたインフラを使う。我々には2つの常設のパドックブロックがある。あまりにも多くの大テントやファンエリアなどを設置することについて話しているわけではない」

イギリス政府は、14日間の検疫措置を3週間後に見直すとしており、7月末には解除される可能性がある。

スチュアート・プリングルは、F1が政府から認可を得ることはより良い解決策になると語った。

「チャンピオンシップとしてのF1にはその免除が必要であり、彼らは計画を立てる必要なければならないため、それがどこにあるのかを理解する必要があると思う」

「巨大な物流業務だ。彼らは一連の日程をまとめて、有効な貨物計画を立て、人員への影響を知る必要がある。それにはいくつかの明確さが必要だ」

「楽観的な見方はあると思う。カレンダーのさらに右側に移動すれば、状況がさらに簡単になる」

「しかし、実際には計画の観点から考えれば、彼らは遅くれるよりも早くに知る必要がある。10チーム中7チームは2つのレースの間いに拠点を行き来することができる」

「シルバーストンの場合、8月に移行すれば、もう少し少し確実性が高まるかもしれないが、実際には事前に検疫状況を明確にすることが不可欠だと思う」

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カテゴリー: F1 / F1イギリスGP