ブラウンGP、フェラーリのF1エンジンを搭載していた可能性
ブラウンGPは、フェラーリのF1エンジンを搭載する可能性があったことを現在メルセデスF1に名前を変えたチームで働くチームメンバーが明かした。

支配的なメルセデスF1チームはブラウンGPから始まった。F1から撤退したホンダF1チームをロス・ブラウンが1ポイントで買収して誕生したブラウンGPは、ジェンソン・バトンがF1ワールドチャンピオンを獲得するとともに、コンストラクターズ選手権も制した。

ブラウンGPは、メルセデスのF1エンジンを搭載しており、2010年にはメルセデスが買収してワークスチーム化している。

しかし、ブラウンGPはフェラーリとF1エンジン供給について話し合っていたことを匿名のエンジニアが Beyond TheGrid に語った。

ブラウンGPがメルセデスのF1エンジンで行くことに考えを変えたのは土壇場だった。ホンダが開発していたシャシーにメルセデスのF1エンジンを搭載したマシンは2009年の両方のタイトルを獲得したが、フェラーリはコンストラクターズ選手権で4位だった。

現在、メルセデスF1は、2014年からF1を支配し、7年連続でダブルチャンピオンシップを獲得。今年もルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスで8度目のタイトルを目指しているが、フェラーリとの契約が成立していたら、F1の歴史は大きく変わっていた可能性がある。「

「我々全員が、最初の数週間はフェラーリを走らせると信じていた。それは明らかだった、フェラーリのロス・ブラウンだったしね。我々にはエンジンが必要だった」

フェラーリはブラウンGPにF1エンジンを与えることを望んでいたかと質問された彼は「我々にエンジンを与えるつもりでいた」と答えた。

「我々はそう信じている。我々が彼らと話していたのは確かだ。だが、12月23日か24日にメルセデスで行くと言われた」

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カテゴリー: F1 / ブラウンGP / スクーデリア・フェラーリ / メルセデスF1