バルテリ・ボッタス
バルテリ・ボッタスは、F1ブラジルGPの決勝レースで接触したルイス・ハミルトンと同一周回を競っていると思っていたようだ。

バルテリ・ボッタスは、ターン4でイン側のラインを守ろうとしたルイス・ハミルトンに対し、アウト側から追い抜きを仕掛けたところが、2台のタイヤが接触。ボッタスは、左リアタイヤを破損してリタイアした。

事故が起きた際、ルイス・ハミルトンはバルテリ・ボッタスを周回遅れにしていたが、ボッタスはハミルトンとの位置関係に気づいていなかったと明かしつつ、わかっていたとしても同様に動いたはずだと主張した。

「最終的にとても不運な状況だった。シーズンをリタイアで終えるのは良くないけど、別のカタチにできたとは思わない」とバルテリ・ボッタスはコメント。

「まずなにより、僕は彼より1周遅れていることを知らなかった。僕は彼と競っていると思っていた。でも、たとえ自分が周回遅れだろうとオーバーテイクしようとしたと思う」

「このトラックのミドルセクターで誰かの後ろを走っていると、タイヤにグレイニングが起きやすい。スライドしてしまう。メインストレートのトップスピードではオーバーテイクがかなり難しいので、完全に予定していた動きだった」

「僕はすべてのKERSを使って彼をアウト側から抜こうとしてぶつかった。それほど大きな衝撃ではなかったけれど、角度が悪くてリアタイヤが壊れ、それで終わりだ」

この事故に対してルイス・ハミルトンにドライブスルーペナルティが科されたことに満足しているかと質問されたバルテリ・ボッタスは「それで僕のレースが変わるわけではない。僕のレースは終わっていた。全てスチュワードの判断次第だけど、僕にとっては何の違いもない」と述べた。

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カテゴリー: F1 / バルテリ・ボッタス / ウィリアムズ・レーシング