フェルナンド・アロンソ F1エミリア・ロマーニャGP「予想以上の結果に誇り」
フェルナンド・アロンソは、F1エミリア・ロマーニャGP予選で今季ベストとなる5番グリッドを獲得し、「予想以上の結果だった」と語るとともに、アストンマーティンF1チームの取り組みに対して「誇りに思う」との気持ちを明かした。

今週末、アストンマーティンはマシンにアップグレードを投入しており、予選を通じて良好なペースを披露。各セッションでソフトとミディアムの両タイヤを試すという戦略にも取り組んだ。

アロンソとチームメイトのランス・ストロールはともにQ3進出を果たし、最終アタックにはミディアムタイヤを装着。アロンソは5番手、ストロールも8番手に食い込む結果となった。

予選前にはこの結果を予想していなかったのではと問われると、アロンソは笑顔を見せながらこう答えた。

「いや、まったく予想してなかったよ!思っていたよりも少し良い結果だね。2台ともQ3に進めたし、クルマのフィーリングも良かった。明日が楽しみだね」

「持ち込んだ新パーツは間違いなく良く機能している。昨日のテストでも効果を感じたし、今日はそれが確信に変わった。ただ、地に足をつけておかないとね。イモラは僕たちにとって相性の良いサーキットかもしれないし、他のサーキットでどうなるかを見極める必要がある」

「それでもチームのことは嬉しいし、みんなの努力を誇りに思うよ。このアップグレードがチームにとってのモチベーションになってくれればいいね」

中団の争いが熾烈を極める中、アストンマーティンがミディアムタイヤを使うなど、他とは異なるアプローチを試した点についても問われたアロンソは、次のように答えた。

「そうだね、明日を見てみないと分からないけど、ソフトタイヤでも十分に競争力はあったと思う」

「予選では各セッションでソフト1回、ミディアム1回という走行をしていた。どちらのタイヤが速いか確信が持てなかったから、両方を使ってすべての選択肢をカバーすることにした。どちらのタイヤでも順調にQ1からQ3まで進めたから、全体として今日は速かったと思う。明日、それが本当に確かめられるね」

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一方、ストロールもC5コンパウンドでのクルマの仕上がりについてポジティブな感触を得ていたようだ。予選後にはこう振り返った。

「今日はミディアムを使った判断が功を奏したし、予選ではクルマが生き生きとしてきた感覚があった。そのチャンスをしっかり活かせたと思う」

さらに、今回のパフォーマンスがアップグレードによるものかを問われると、ストロールは次のように語った。

「そうだね、全部が噛み合った結果だと思う。アップグレードがどれだけ効果をもたらしたのか、レースを走ってみればもっとはっきりすると思う。様子を見てみよう」

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カテゴリー: F1 / フェルナンド・アロンソ / アストンマーティンF1チーム / F1エミリア・ロマーニャGP