フェルナンド・アロンソのF1での“2つの顔”をフェリペ・マッサが語る
フェルナンド・アロンソは、F1ドライバーとして「2つの顔を持っている」と元チームメイトのフェリペ・マッサは語っている。

すでに引退したブラジル人ドライバーのマッサは、レベロ誌の取材に対し、クラッシュゲート事件で汚された2008年の選手権の結果を正すために、このスポーツに対する法的措置を「あきらめない」と語った。

アロンソがフェラーリに移籍する前の2008年、ルノーチームのチームメイト、ネルソン・ピケJr.が故意にクラッシュしてしまったことを受け、完璧なタイミングでセーフティカーが導入された。

「信じられないドライバーだ」とマッサはアロンソについて聞かれると答えた。「疑いなく、F1における最大の現象のひとつだ」

「2008年の件に関して、彼に対する僕の考えが変わることはない。フェルナンドは良くない行動を取った」

「彼はその件について何も語ろうとせず、それは残念なことだ。なぜなら、ドライバーとしての彼の偉大さは、あの時の行動とは一致しないからだ。彼は何も知らなかったと言ったが、すべてを隠していた」

「スポーツのレベルで偉大な人物について話しているのだから、これは受け入れられない」

しかし、43歳のフェリペ・マッサは、マラネロで共に過ごした間、フェルナンド・アロンソとは良好な関係を築いていたと話す。

「フェルナンドとは一度も問題を抱えたことはなかった。でも、彼は常に2つの顔、2つの人格を持っていた。表に見せる顔と、非公開の場で出す顔だ」

「彼は常に自分自身のことしか考えていなかった。2010年には素晴らしい成績を収め、勝利にふさわしかったが、おそらく戦略上のミスにより、それを逃した。最後のレースで2度も世界選手権を逃した」

「僕はすべてには理由があると思っている。人生には偶然などないのだ」

フェリペ・マッサとフェルナンド・アロンソフェラーリではチームメイトだったフェルナンド・アロンソとフェリペ・マッサ

フェリペ・マッサと同じ43歳のフェルナンド・アロンソは現在アストンマーティンに所属しており、3月初旬には偉大なエイドリアン・ニューウェイが2026年プロジェクトの作業を開始するために到着する予定である。

エイドリアン・ニューウェイがどれほどの速さでパフォーマンスに影響を与えることができるかという質問に対し、アロンソは「エイドリアンはフリースピリットになるだろう。彼に何をすべきかを指示することはできない」と語った。

「彼がチームにやって来る日、2025年のチームを手助けしてくれるならいい。2026年のチームだけに専念したいなら、それでもいい。なぜなら、その時には彼には明確なアイデアがあり、1日たりとも無駄にしたくないと思っているからだ」

「ローレンス(ストロール)に何度も同じことを尋ねたが、彼はいつも、僕たちには彼をコントロールできないだろうと言っている」

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カテゴリー: F1 / フェルナンド・アロンソ / フェリペ・マッサ