フェルナンド・アロンソ
フェルナンド・アロンソは、フェラーリに背を向けてメルセデスGPでF1復帰するというミハエル・シューマッハの決定のおかげで、彼がより早くフェラーリに慣れることに役立っていると考えている。

フェルナンド・アロンソは、フェラーリ移籍後の初レースとなる開幕戦バーレーンGPで優勝を果たしたが、シューマッハの影が影響していない事実が、彼とチームにとってポジティブな面であると考えている。

イタリア紙 Corriere della Sera のインタビューに応じたアロンソは、シューマッハ以降のフェラーリについて「少し自由になったのは事実だと思うけどね」とコメント。

アロンソは、シューマッハ復帰による利益は理解しているが、彼が再びレースに復帰するという決定に驚いたと語る。

シューマッハの移籍に驚いたかと問われたアロンソは「そうだね。とても驚いたよ」とコメント。

「そもそも復帰するとは思っていなかった。あれだけの実績を残し、穏やかな日々を過ごしていたんだからね」

アロンソは、フェラーリでの時間を心地よく感じており、これまでレッドブル・レーシンがペースメーカーではあったが、フェラーリがタイトルの本命だと考えていると語る。

「レッドブルは予選に強く、非常にスピードがある。ただし、レースでは互角だ」

「マクラーレンは素早い開発を得意としているけど、こちらも遊んでいるわけではない。総合的には、フェラーリがチャンピオン争いの本命だと思う」

中国GPのピットレーンでのオーバーテイクのあと、チームメイトのフェリペ・マッサとの関係に注目が集まっているが、アロンソはマッサとの作業を楽しんでいると語る。

「フェリペと僕は互いを補う関係だ。たとえ僕がコーナーに弱くても、僕の方が速いセクションもあるといった具合だ。互いから何を学んでいるかは秘密だよ。問題が起きるとしたら、むしろバトンとハミルトンの方だろう」

再びチャンスがあれば、ピットレーンでマッサへの動きを繰り返すか問われたアロンソは「もちろんだよ」と述べた。

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カテゴリー: F1 / フェルナンド・アロンソ / スクーデリア・フェラーリ