フェルナンド・アロンソ
表向きには2016年末までフェラーリとの契約があるフェルナンド・アロンソだが、移籍は不可能ではなさそうだ。

メルセデスのニキ・ラウダは「彼はとても失望していると思う」と El Pais にコメント。

「彼には契約があるので、首にでもされない限り、マクラーレンに行くことはできない。選んだクルマが間違っていることもある」

だが、ニキ・ラウダの考えは正しくないかもしれない。フェラーリの強固な契約でも、翌年、赤いレーシングスーツを着なかった例は2件ある。

2004年、フェラーリは、ルーベンス・バリチェロが「2005年と2006年」にチームで走ると述べたが、実際にバリチェロは2006年にホンダでレースをしている。

また、2010年には、フェルナンド・アロンソとサンタンデールへの道をあけるために、キミ・ライコネンの契約を買い取っている。

フェラーリは、フェルナンド・アロンソとの契約をさらに延長することを望んでいると報じられているが、イタリアのメディアは、フェルナンド・アロンソが必ずしも2015年にフェラーリリを走らせないかもしれないと報じている。

F1ドイツGPで、フェラーリはコンストラクターズ選手権3位の座を奪われた。

Autosprint は、フェルナンド・アロンソは、フェラーリが少なくともコンストラクターズ選手権を3位で終えるというパフォーマンス条項によって今シーズン末にフリーになるとし、すでにメルセデスとコンタクトを取っていると報道。

一方、フェラーリは、低迷するキミ・ライコネンを放出すると噂されているが、チーム代表のマルコ・マティアッチは、キミ・ライコネンが「フェラーリの来年のために必要なドライバー」だと主張している。

このことはフェラーリ専門ジャーナリストとして知られるレオ・トゥッリーニが発進している情報とも結びつく。

レオ・トゥッリーニは「マラネロはライコネンとの契約に関して問題があるとはまったく考えていない」と Quotidiano のブログでコメント。

その一方は、フェルナンド・アロンソは「まだ彼の契約延長に関する申し出に対して、回答を行っていない」と指摘している。

また、「ロス・ブラウンは、外部コンサルタントとしてのみの役割を受け入れる」と付け加えた。

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / フェルナンド・アロンソ / スクーデリア・フェラーリ