ウィリアムズF1のアレクサンダー・アルボン 「まずは首の筋肉を元に戻すことが重要」
ウィリアムズF1のアレクサンダー・アルボンは、1年のブランクを埋めるためにトレーニングに励んでいるとし、シミュレーターで経験した2022年F1マシン『FW44』は“生き生き”としていると感じていると語った。

2021年にレッドブル・レーシングのレギュラードライバーを外されたアレクサンダー・アルボンは、今年、ジョージラッセルの後任として歴史的なウィリアムズとともにF1に復帰する。

2月15日(火)に行われた『FW44』の発表会でウィリアムズF1のドライバーとして初登場したアレクサンダー・アルボンは、まずマシンのカラーリングについて次のように語った。

「FW44のカラーリングはすっきりとしていてシンプルだ」とアレクサンダー・アルボンはコメント。

「様々なブルーのダイナミックなダイアモンドフィニッシュに少しレッドが入っているところが気に入っている。見た目はとてもいいし、コースに出るのを楽しみにしている」

「今後のバルセロナのトラックセッションでは、シーズンに向けて競争力のあるパッケージを手に入れるために、時間を効率的に確保することが重要になる。最初のレースまでの日数はそれほど多くないので、マシンのどの部分が強いのか、どこを改善する必要があるのかをすぐに理解する必要がある」

「僕たち全員が、新しいレギュレーションを最大限に活用する方法を学ぼうとしているし、少し学習曲線になると確信しているけど、このマシンに焦点を当てる目的と方法は、以前とほとんど変わらない。結局のところ、僕たちはできるだけ早くレーシングカーをトラックに乗せようとしている」

アレクサンダー・アルボンは、チームの運営方法を理解しており、フィットネスとシミュレーターの両方で一生懸命トレーニングしていると述べた。

「かなり異なっているし、僕たちは前の年とはまったく異なるマシンを運転するので、信頼性だけでなく、トラックタイムの観点からも、良好で効率的な走行を行うことがはるかに重要になる」とアレクサンダー・アルボンは語った。

アレクサンダー・アルボンは、F1での2年間で才能を示しており、レッドブル・レーシングですでに2つの表彰台を獲得している。グランプリは1年のブランクがあるが、再びレースをスタートする準備はできているとアルボンは語る。

「僕にとっては、前回マシンに乗ってからさらに長いブレイクがあったかもしれない。すぐに全力で取り組むことができるように、昨年と今年の初めにたくさんのトレーニングをしてきた」とアレクサンダー・アルボンは語った。

「準備とフィーリングの面で、僕たちはシミュレーターで多くの日を過ごした。僕たちはマシンがどのように感じられるかについて良いアイデアを持っている。もう少し生き生きしている」

「マシンからパフォーマンスを引き出すためにドライバーにもう少し重点が置かれるように感じる。それはファンにとって良いことだと思うし、比較的速いと感じている」

チームは来週、3月にシーズンが開幕する前に“プレシーズントラックセッション(非公式テスト)”のためにバルセロナに向かう。これは、アレクサンダー・アルボンがクモの巣を吹き飛ばすための重要な時期になるだろう。

「バルセロナは、僕にとって、首の筋肉を元に戻して、走行することが重要になるだろう」とアレクサンダー・アルボンは語った。

「でも、本当に興奮している。バルセロナで3日間のスムーズなテストができれば、バーレーンに行って限界を押し上げることができると思う」

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カテゴリー: F1 / アレクサンダー・アルボン / ウィリアムズ・レーシング