アレクサンダー・アルボン 「サインツへの仕掛けはちょっと楽観的すぎた」
レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンは、F1イタリアGPの決勝でのカルロス・サインツに対する仕掛けは“ちょっと楽観的すぎた”と認める。

8番グリッドからレースをスタートしたアレクサンダー・アルボンは。レズモコーナーでカルロス・サインツと6番手をかけた接近戦を展開。サインツはコーナー出口でアルボンをワイドに追いやったため、アルボンはポジションを9番手に落としてコースへ復帰。また、その際のショートカットが原因で5秒加算ペナルティーを受けた。

「そうだね、少し・・・大雑把だった」とアレクサンダー・アルボンは振り返る。

「ターン4への進入にはかなり満足していた。そこは良かった! 彼は譲らなかったし、それはフェアプレーだ。僕はその動きをするために少し深く入らなければならなかった」

アレクサンダー・アルボンは、最初のレスモで外側いる計画ではなかったと認めるが、その動きはレッドブルの相対的トップスピード不足には必要だったと語る。

「ちょっとリスキーだった。かもしれない。でも、僕たちにとっての問題は、ストレートではそれほど良くなかったため、多くの動きでブレーキやコーナーへの進入で深くまで入らなければならなかったことだ。それが僕たちのレース全体だった。ちょっと楽観的すぎたかもしれないけど、僕たちは十分なマージンを前提に話をしている。もっと多くのスペースがあればコース上にとどまっていただろう」

カルロス・サインツは「彼はターン4に深く入り、マックス(フェルスタッペン)とレッドブルのあのクルマを運転するすべての人でも見られるように非常に遅いブレーキをかけた。彼がそうしたことにはとても驚いた。その後、なんとかターン6のインサイドを突くことができた。リアが少し接触した感じがあり、彼が少しラインを外すのに十分だったと思ったので無線で謝罪した」とコメント。

「ハードレーシングだったし、正直、少しクルマのコントロールを失っていた。違うことはできなかった」

このインシデントはスチュワードによって記録されたが、どちらのドライバーにもペナルティは科せられなかった。

だが、アレクサンダー・アルボンの困難はそこで終わらなかった。ケビン・マグヌッセンとのポジション争いで、コース外でアドバンテージを得たとして5秒ペナルティを科せられた。

アレクサンダー・アルボンは、次戦シンガポールGPではもっと良い結果が出せるはずだと語る。

「次のシンガポールのはもう少しコーナーがあるので良いはずだ」とアレクサンダー・アルボンはコメント。

「レッドブルでのスタートにはとても満足している。もっとポテンシャルはあるし、学ぶべきこともたくさんあるけど、それ以外では良いスタートであり、できればシーズンの終わりにそれを取り戻せることを願っている」



このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / アレクサンダー・アルボン