F1 アレクサンダー・アルボン
レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンは、ファイナルラップでのセルジオ・ペレス(レーシングポイント)との一件でスチュワードから召喚されたが、両者ともお咎めなしで5位が確定。レース後にペレスとバトルについて笑って話をしていたことを明かした。

第2スティントを柔らかいソフトタイヤで迎えたアレクサンダー・アルボンは、ランド・ノリス(マクラーレン)がマシントラグルで後退したことで、ファイナルラップでセルジオ・ペレスと“ベスト・オブ・ザ・レスト”を賭けた戦いを演じる。

セルジオ・ペレスとDRSの取り合いになったアレクサンダー・アルボンはコース外に2輪を落としながらも力づくでオーバーテイク。この件について2人はFIAの公聴会に呼ばれたが、アレクサンダー・アルボンはレース後のインシデントについてセルジオ・ペレスと笑って話をしていたと語った。

「基本的にDRSはある意味でほぼ優れてる。DRSに入った人は誰でも前の車を追い越せるし、そのことを念頭に置いている。DRSが使えるドライバーと戦っているときは、ポジションを失う可能性があることを常にわかっている」とアレクサンダー・アルボンはコメント。

「彼をカバーしたと思ったけど、彼はターン1で膨らんだ。彼が何をしようとしているかはわかっていた。楽しかったし、僕たちはレース後にそのことについて笑って話をした」

「これからその件でスチュワードのところに急いでいかなければならない。ターン1はDRSゲームをする場所だし、セルジオはDRSを望んでいた。バーチャルセーフティカーのリスタートのようだった。レーシングポイントは週末ずっとストレートでとても速かったし、『お先にどうぞ、いやいや、お先にどうぞ』という感じだった。そして、抜くことができた」

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