F1 アレクサンダー・アルボン トロロッソ・ホンダ
トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンが、2019年のF1世界選手権 第10戦 イギリスGPへの意気込みとシルバーストン・サーキットの印象について語った。

随所に好パフォーマンスを発揮しているアレクサンダー・アルボンだが、過去3戦ではノーポイントが続いている。特に前戦オーストリアGPではPU交換によるペナルティで厳しいレース週末を過ごした。

過去2戦のデータを分析し、F1イギリスGPではミッドフィールドと戦えることを期待しているとアレクサンダー・アルボンは語る。

「僕はイギリスを拠点にしているので、この次のレースに向けてのそれほど長い移動はない。僕たち過去2ラウンドで厳しい時間を過ごした。そして、オーストリアではPU変更のペナルティのためにグリッドの後方からスタートすることがわかっていたので、少し違った方法でプラクティスに取り組んだ。フランスではマシンが望んでいたようには機能していなかったのでマシンをもう少し理解しようとした」とアレクサンダー・アルボンはコメント。

「オーストリアではマシンのポテンシャルを開放しようとしたけど、それほどではないとしてもポール・リカールと同様の問題があった。イギリスGPではペナルティは計画されていないし、僕たちは実際の予選ポジションからレースをスタートする。そして、過去2レースからのたくさんのデータを分析したことで、タイトなミッドフィールドでうまく戦えることを願っている」

「僕はイギリスでの生活の大部分を過ごしてきたので、シルバーストンはある意味ホームレースだ。でも、僕はタイ人ドライバーとしてレースをしているし、それは自分自身を考えさせてくれる。オーストリア以来、僕はイギリスでほとんどの時間を過ごしてきた。シミュレータで作業し、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードにも行ってきた。そこで、僕はホンダの最新の電気自動車を丘の上まで運転した。また、ミルトンキーンズにあるホンダのF1施設を訪問する時間も取ることができた」

「シルバーストンの前の水曜日に、レッドブル・ドライバーの全員がクリスチャン・ホーナーからWings for Lifeのためのクレイ射撃イベントに参加するよう招待されている。とても良い日になると確信している。レース週末の前にとても楽しめるはずだ」

「実際には、シルバーストンは最も走っていないトラックの1つだ。4回しかそこでレースをしていないと思う。本当に好きなトラックだし、昨年のF2のフィーチャーレースで優勝したことのは良い思い出だ。実はGP3のレースでポールからスタートして優勝したことをほとんど忘れていた」

「全てのドライバーがシルバーストンを愛していると思う。僕はまだF1カーでその場所で運転したことはないけど、高速コーナーでダウンフォースを目一杯使ってこれらの素晴らしいマシンが本当に活気づくようなトラックだと確信している。マゴッツとベケッツは本当にクールだし、F1カーではジェットコースターのようにな感じると確信している。すべてのコーナーが互いに流れ込んでいるので良いリズムに掴むことができる。本当に楽しい」

「ダウンフォースが非常に重要なパワーセンシティブなトラックだし、今週末にどうなるかというアイデアを掴むには金曜日がどうなるかを見てみなければならないだろう。とても楽しみにしている」

「トラックはミルトンキーンズの僕の家から車でわずか25分のところにある。そこからのトラフィックははるかに簡単なはずだけど、実際には僕はチームホテルに滞在する。僕の家族全員もそこにいることになる。特別なレースだし、イギリスのファンはモータースポーツに夢中だ」

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カテゴリー: F1 / アレクサンダー・アルボン / トロロッソ / ホンダF1 / F1イギリスGP