F1アブダビGP、2030年まで開催契約を延長
今週末のタイトル決定戦となる最終戦F1アブダビGPに先立ち、F1はアブダビ・モータースポーツ・マネジメント（ADMM）との契約を更新し、2030年までレースを継続することを発表した。
ヤス・マリーナ・サーキットは、2009年にカレンダーに最初に登場して以来、F1で最も象徴的なレース会場の1つになった。投光照明が並ぶトラックは、すでに多くのクラシックなF1モーメントを提供している。
今年も例外ではなく、マックス・フェルスタッペンとルイス・ハミルトンのどちらが2021年のF1ワールドチャンピオンに輝くかが12月12日（日）の決勝で決する。
新しいF1は、2030年までの10年間、F1アブダビGPを開催。今シーズに向けて、ヤス・マリーナ・サーキットはノースヘアピン（ターン7）、サウスマリーナ（ターン11以降）、ホテルセクション（ターン17以降）を中心にレイアウト変更されている。
契約の更新について、F1のCEO兼社長であるステファノドメニカリは「この新しい契約の下で、2030年までアブダビでレースを行うことを確認できてうれしく思う。F1の歴史がさらに深まる今週末のシーズンフィナーレを大いに楽しみにしている」とコメント。
「プロモーターであるADMMは、すべてのF1シーズンの最終戦で常に素晴らしいショーを生み出してくれた。ヤス・マリーナ・サーキットでのレースを改善するために行われた変更と組み合わせて、今後のアブダビでの長年のレースに興奮している」
ADMMのCEOであるサイフ・アル・ノアイミは「アブダビグランプリとヤス・マリーナ・サーキットは、アブダビとアラブ首長国連邦を何億人もの観客とテレビ視聴者を紹介し続けている」とコメント。
「フォーミュラワン・グループとの新しい複数年契約の締結は、我々の関係の強さを表すだけでなく、すべての訪問者が楽しめる比類のないワールドクラスのレースウィークエンドエクスペリエンスを提供するという我々のコミットメントを再確認するものだ」
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