ヤス・マリーナ・サーキット、新レイアウトの画像を公開 / 2021年 F1アブダビGP
ヤス・マリーナ・サーキットは、2021年F1アブダビGPに向けて変更を予定している新しいレイアウトの画像を公開した。

ヤス・マリーナ・サーキットは、オーバーテイクの機会がほとんどない行列レースになる傾向があり、昨年も不振なシーズンフィナーレとなったことで、ドライバーたちはレイアウトの変更を求めていた。

ヤス・マリーナ・サーキットは、今年12月のイベントに先立ってレイアウトを変更することを発表。サーキットのウェブサイトで公開された画像で、どのような変更が意図されているかが明らかになった。

まず、ターン4から6を構成するシケインが完全に削除され、ドライバーはバックストレートにつながるヘアピンに全開でアプローチできるようになっている。

また、ターン10〜12のシケインが削除され、スムーズな長半径の中速ヘアピンに変貌を遂げている。また、最終セクターでは最後から2番目のコーナーにも変更が加えられており、右周りの90度の最終コーナーでオーバーテイクの可能性を与えるかもしれない。

レイアウト変更はまだ正式に確認されておらず、改修の計画は今週後半にメディアにリリースされる予定となっている。F1アブダビGPが2009年にカレンダーに参加して以来、レイアウトに加えられた最初の変更となる。

F1 アブダビグランプリ

アブダビ・モータースポーツ・マネジメントのCEO代理であるサイフ・アル・ノアイミは「我々は、観客、ファン、ドライバー、F1、FIAの話を聞いており、今年はトラックのレイアウトにいくつかのエキサイティングな変更を加えることに取り組んでる」と述べた。

「今年のアブダビグランプリに間に合うように、夏にかけてトラックにいくつかの変更を加える予定だ。今後数か月以内に、変更に関するより多くの情報を共有できることを非常に楽しみにしている」

「現在の車両のルールを踏まえて、オーバーテイクの機会を増やし、全体的に流れの速いレースを作りたいと考えている。オーバーテイクとアクションが見られることを楽しみにしている。ここアブダビGPでチャンピオンシップの決着をつき、決定されることを願っている」

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カテゴリー: F1 / F1アブダビGP