小林可夢偉 F1ドイツGP 初日
ザウバーは、F1ドイツGP初日のフリー走行で、小林可夢偉が11番手、ペドロ・デ・ラ・ロサが13番手だった。

小林可夢偉 (11番手)
「今日はクルマに搭載した新しいパーツをテストするため、大きなプログラムを予定していたのですが、午前中が雨のセッションとなったことで少しトリッキーな初日でした。それでも今日1日を通じて多くの仕事ができたと思います。濡れた路面ではターン6のヘアピンのブレーキングが一番難しいパートでした。ただ、クルマのバランスが特別悪かったわけではなく、クルマのセッティングを変えることで状況を改善できました。明日以降に向けては、ソフト側のコンパウンドのタイヤを今日以上にうまく使えるようにしないといけないと思っています。ただ、ソフト側のタイヤとハード側のタイヤの違いは特に問題だとは感じていません」

ペドロ・デ・ラ・ロサ (13番手)
「午前中にウェットで良い走行ができたし、ドライコンディションでも十分な走りができた。実際、フリー走行2回目がドライのままでいるとは期待していなかったのでボーナスだったね。今は何が必要かだいたいわかっている。僕に関しては、フロントエンドを改善させなければならないけど、セットアップ変更によってそれができると思っている」

ジェームス・キー:テクニカルディレクター
「ずいぶんとウエットのセッションを走っていなかったけれども、今朝のセッションでは走り始めに履いたウエットタイヤと、セッションの後半に履いたインターミディエイトタイヤで、我々がどれくらいの位置にいるか確認しなければならなかった。状況としてはオーケーだった。ドライバーもセッションが進み路面のグリップが回復するにつれて満足していた。午後のセッションは雨が降った場合に備えて、早めに走り始めることにした。そのおかげで午前中のセッションで予定していたプログラムのほとんどをこなすことができたし、ドライタイヤのテストもできた。このセッションは有意義なものとなったし、ドライバーもクルマに満足している。路面状況によってクルマのバランスに課題点もあったが、セットアップで対応することができた。今回投入したクルマのアップデートが期待していた通りの効果をみせたことも良かった」

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カテゴリー: F1 / ザウバーF1チーム / 小林可夢偉 / F1ドイツGP