キミ・ライコネン
キミ・ライコネンは、F1カナダGP決勝レースで喫したスピンについて、マシンのスロットルマップが間違っていた可能性を疑っている。

キミ・ライコネンは、メルセデス勢に次ぐ3番手につけてピットストップに向かったが、アウトラップでのヘアピンで、加速しようとしたところでスピンを喫した。

このミスで4番手に下がったキミ・ライコネンは、結局バルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)に逆転を許し、表彰台を逃した。

「ピットストップのマップでやったのは間違いないし、タイヤとかそれ以外のことはないと思う。不運な出来事だったけど、起きてしまったことなので、そこから学んで改善しなければならない」

「基本的にずっとそうなんだけど、何かがおかしいのは確かだ。そうでなければスピンはしない。でも、今はこれを理解しなければならないし、もしかしたら、回避できるようにするにはもう少しスマートにならなければならないのかもしれない」

「僕たちのマップには何かある。どう説明したらいいのかわからないけど、かなりギリギリだ。ちょっとペダルを動かしたら、トルクがだいぶ違ってしまい、もはやコントロール不能な状態に陥る。昨年もあった。わずかに違ってはいるけど、結末は一緒だ」

「馬鹿げた話だ。でも、起きてしまったことだし、そこから学ばなければならない。確かにレースに影響を与えたし、残念な結果にはなってしまったけどね。もちろん、結果にはもっと期待していたけど、仕方ないことだ」

一方、フェラーリのチーム代表マウリツィオ・アリバベーネは「ヘアピンでのスピンについてはまだ完全に理解できていない」とコメント。

「彼は昨年も同じことが起きたと言っているので過失によるものかもしれない。ただし、いずれにしても彼やチームを非難するのは間違っている。彼は必死にプッシュしていたが、レースの途中でいくつか問題もあり、それによってスローダウンせざるを得なかった」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / キミ・ライコネン / スクーデリア・フェラーリ