小林可夢偉
小林可夢偉が、F1ハンガリーGPの木曜記者会見に登場。記者からの質問に答えた。

小林可夢偉への最初の質問はケータハムのオーナー変更について。この変更によって、上級職を含め、40名以上がリストラされた。

小林可夢偉は「新しいオーナーによってシーズン中にこのような大きな変化がありましたが、僕たちに必要な変化だと思いますし、さもなければ、僕たちはシーズンを終えることができなかったと思います。正しい動きだったとすぐに考えました」とコメント。

「チームに大きな影響を及ぼすか? みなさんがニュースで見たように、かなり多くの人々が直ちにチームを去ることになりましたが、僕たちはモチベーションを維持する必要があると思います。僕たちが生き残りたいのであれば、何かを変える必要があると思うからです。僕はこれを正しいことだと思っています」

「僕には本当に望みが必要です。もちろん、それは僕の側としても同じです。僕は常に100%で走る必要があると思っています。それがモチベーションになっています。最大のこと…何かを変えたければ、小さなことではなく、最大の変更をする必要があります。新しい人々が来て、多くの人々が去りました。でも、各部門に責任があると思いますし、これは全員を助けると思います。どうなるか見てみましょう」

ケータハムのマシンで最大限にアタックできるかと質問された小林可夢偉は「それほどでもないです!」とコメント。

「あまり満足はしていませんが、いつの日か本当にエキサイティングなレースができることを願う必要があります。観客にとって“電車”のようなレースはあまりエキサイティングではないですよね。例えば、ドイツでの前回のレースはかなり満足でした。レース中に2度のピットストップでいくつか興奮がありました。でも、もう一度1ストップに戻ったら、僕としてはレースを観ていてもあまり面白くないと思います」

「ピレリは素晴らしいタイヤ決定をしたと思いますし、それがより多くの楽しみを作り出していると思います。僕のクルマであってもです。パストールはプライムで、僕はスーパーソフトを履いていて、彼をオーバーテイクすることができました。それはちょっとした驚きでしたが、あのようなことが起こるのは良いことですし、観客にとっても良いことだと思います。

F1ドイツGPではフェリペ・マッサとケビン・マグヌッセンのクラッシュがあり、マッサはマグヌッセンを非難したが、FIAはペナルティを下さなかった。

その件におけるFIAのスタンスについて質問された小林可夢偉は「かなり難しい質問ですね」とコメント。

「マグヌッセンは避けるのはとても難しそうに見えました。彼はラインをキーブしていました。フェリペはちょっとラインがタイトだったように見えます。彼がもう少しスペースを与えていれば、事故はなかったと思います。フェリペがどうするつもりだったのかを説明することはできません。突然、コーナーに飛び込んだように見えますね。マグヌッセンはブレーキングなどで避けることができたと思いますが、あれはスタート直後でした。彼はあのコーナーでブレーキをかけていましたし、多くのポジションを失ったと思うので、とても難しい部分です」

「最終的にミラーでは見えないと思います。ミラーはかなり小さいですし、あの角度では、とても見えにくかったと思います。それが最大の問題だと僕は思います」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / 小林可夢偉 / ケータハム