F1 無線規制
F1ハンガリーGPから無線規制がさらに厳格化されるが、違反した場合のペナルティには疑問の声も上がっている。

F1イギリスGPで無線規制に違反したニコ・ロズベルグには10秒加算ペナルティが科せられ、ロズベルグは2位から3位に降格している。

FIAは、F1ハンガリーGPにむけて無線規制を詳細化。何か問題があった場合にチームはドライバーをピットに呼び入れることが義務となる。

ピットレーンに入れば、問題についてドライバーとコミュニケーションをとることが可能となるため、事実上のドライブスルーペナルティといえる。

F1ヨーロッパGPで、トラブルを自力で解決したルイス・ハミルトンは、解決するのに“13〜15秒”かかったとし、アドバイスを受けるためにピットに戻っても同じぐらいの時間をロスしただろうと述べている。

バルテリ・ボッタスは、10秒加算ペナルティだけであれば、ピットに戻ってチームと会話するよりもコース上で無線で指示を受けた方がいいと考えている。

「アドバイスを受けたニコに下されたペナルティはたった10秒の加算だ。僕ならコース上にとどまって、ペナルティを受ける方を選ぶね。ピットに戻って指示を受けるよりダメージが小さい」

「FIAがペナルティの程度に関して規則を変えない限り、ピットに戻ることにメリットは見い出せない」

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カテゴリー: F1 / FIA(国際自動車連盟)