F1 無線規制
FIAは、F1ハンガリーGPにむけて無線ルールをさらに詳細化した。

この動きは、F1イギリスGPで、ニコ・ロズベルグが無線ルール違反でヘナルティを科せられた一件を受けてのもの。ギアボックストラブルに見舞われたニコ・ロズベルグに対して、メルセデスは対処法を伝達したことで、ロズベルグには10秒加算ペナルティが科せられた。

このペナルティにより、2位でフィニッシュしたニコ・ロズベルグは3位に降格している。

FIAは水曜日にF1チームに技術指令を発行。許可リストのNo.2に大幅な変更を加えた。

変更されたルールでは「マシンに問題があることを示唆するもの。この種のメッセージには問題を修正するため、またはマシンをリタイアさせるためにピットに入ることを命じる取り消し不可能な指示を含まなければならない」とされている。

つまり、ニコ・ロズベルグのような問題の発生時にチームがドライバーにそれを知らせる判断をした場合にはピットストップが必要になる。改定された無線規制ではドライバーがピットレーンに入った段階でチームからドライバーに問題の詳細を伝えることが可能となる。

またNo.3も「マシンのダメージに関する情報」から「マシンのボディワークへのダメージに関する情報」に変更された。

また、無線規制は「エンジンがかかった状態でドライバーが搭乗し、マシンがピットレーンを出ている間の全期間(レース終了時にドライバーがコントロールラインを越えてスローダウン中のラップを除く)が対象」と改められた。

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カテゴリー: F1 / FIA(国際自動車連盟)