フェラーリ
フェラーリは、イタリアからイギリスに本拠地を移すとの噂を否定した。

新しいV6ターボ時代のスタートで躓いたフェラーリは、新会長のセルジオ・マルキンネが大改革を進めているが、2015年も難しいシーズンになるだろうと認めている。

フェラーリは、1980年代後半には競争力を高めるためにF1カー設計者のジョン・バーナードと契約を結び、イギリスを拠点として活動していたことがある。

最近では、フェラーリは、F1最高のデザイナーとの呼び声も高いイギリス人エンジニアのエイドリアン・ニューウェイの獲得に失敗しており、再び優秀な人材が多いイギリスに本拠を構えることも検討しているのではないかと噂されている。

イギリスは多くのレーシングチームが拠点としており、F1でも2014年に参戦した11チーム中8チームがイギリスに開発拠点を置いていた。

そのため、フェラーリもアメリカのシリコンバレーにならって“モータースポーツバレー”と呼ばれるイギリスに本拠地を構えた方が今後に向けて有利だとの見方もある。

しかし、セルジオ・マルキオンネはそれを否定した。

「フェラーリはイタリアだ」とセルジオ・マルキオンネは Speed Week にコメント。

「フェラーリはイタリアで造られなければならない。それ以外は冒涜になる」

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ