バーニー・エクレストン
バーニー・エクレストンは、収賄罪で逮捕されたドイツ人銀行家ゲルハルト・グリブコウスキーへの贈賄を否定した。

かつてF1所有者だったバイエルン州立銀行の元役員ゲルハルト・グリブコウスキーは、5年前に現在の所有者であるCVCにF1の商業権を売却する際に5,000万ドル(約41億6,000万円)を不正に受け取ったとして逮捕された。

CVC側は「CVCのF1買収に関して、グリブコウスキー氏あるいは彼に関わる誰かへの支払いについて、知識も関与もないことを確認できる」と声明で主張している。

F1の最高責任者バーニー・エクレストンは、事件への関与について「ノーだ。ドイツの新聞の推測や検察官の疑いは間違いだ」と Bild-Zeitung 述べた。

「完全にナンセンスだ」

バーニー・エクレストンは、ゲルハルト・グリブコウスキーを知っていることを認めるが、「そのような支払いはない」と主張している。

「私が彼にお金を渡す理由さえわからない」

バーニー・エクレストンは、ゲルハルト・グリブコウスキーが資金を移したとされるヴァージン諸島やモーリシャスの預金口座、持株会社の存在を知っていることを否定した。

「彼がどのようにそれ(5000万ドル)を得たのかわからない」

「(F1持株会社)デルタ・トプコの取締役として、彼は少ない報酬しか受け取っていなかった。私はCEOだったのでわかっている」

「誰が彼に支払ったかは関係する銀行に質問するべきだ」

「CVCが支払いとは無関係と言っているのであれば、彼らが真実を話していると完全に信頼していいだろう。保証する」

「ドイツの新聞が、私がそれに関与していると書いているのであれば、まったくのナンセンスだ。必要に応じては法廷で戦うつもりだ」

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カテゴリー: F1 / バーニー・エクレストン