アンドレ・ロッテラー
アンドレ・ロッテラーは、F1ベルギーGPでケータハムにF1デビューすることに関して、自分に過度な期待はしていないと述べた。

20日(水)、ケータハムは、小林可夢偉に代えてF1ベルギーGPで32歳のアンドレ・ロッテラーを起用することを発表。WECで経験のあるアンドレ・ロッテラーだが、F1でレースをするのは初めてとなる。

「全てを非常に素早く学ばなければならないし、自分に過度な期待はしていない」とアンドレ・ロッテラーは述べた。

「F1はクルマに多くのことが求められるし、残念ながら、僕たちに勝てるクルマがないことは認識している」

「でも、僕たちにはアップデートパッケージがあるし、出来るだけ早く自分の経験とスピードをもたらせることができることを願っている」

「ケータハムは、僕にここでレースをするように頼んできた。楽しさや個人的な関心のためだけでなく、彼らを助けるためにベストを尽くすつもりだ」

「まずはミスなく週末を過ごしたいし、良い機会があれば、それをしたい」

アンドレ・ロッテラーは、金曜フリー走行までケータハムのF1マシンを走らせることはないが、今週、いくつかシミュレーター作業をしたと述べた。

「変わった状況だ。他のカテゴリーでの勝利は「OK。僕にはアウディ、そして平行して日本での確立されたキャリアがあるし、これをすることで失うものは何もない」と言う自信を与えてくれている」

「F1で走るチャンスは特別なことだし、誰でもそこに飛び込む機会があるわけではない」

「僕は『僕にはこのチャンスがある。やってみよう』と思った」

「大きなチャレンジだ。シーズン中盤にこのように飛び込むことはかなり勇敢でなければならないと思う。でも、そのための準備ができているとい理由は、まずなにより、僕はまだスーパーフォーミュラでシングルシーターでレースをしている。F1以降で最も速いシングルシーターシリーズのひとつだ。その意味ではF1でレースをすることは問題ないと思う」

「アウディとはWECで本当に複雑なクルマでレースをしている」

「僕が前回F1カーを走らせたのは10年以上も前のことだ。スポーツは変化し、進化している。でも、僕としても多くの経験を積んできた」

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カテゴリー: F1 / ケータハム