オスカー・ピアストリ、2023年にウィリアムズでF1デビューの噂
オスカー・ピアストリが2023年にウィリアムズでF1デビューを果たすという“パドックの噂”をSkt Sports F1のテッド・クラヴィッツが明かした。

F3とF2で2年連続でタイトルを獲得したオスカー・ピアストリは、F1レースシートの次の列に並んでいる。今年、ピアストリは、レースを離れて、アカデミーのメンバーとして所属しているアルピーヌF1チームのリザーブ兼開発ドライバーを務め、チャンスが訪れたときのために可能な限り多くの知識を吸収している。

だが、アルピーヌF1チームは、2024年末まで契約を結んでいるエステバン・オコンと、現役続行に意欲をみせる2回のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソがいるため、今のところ、シートに空きがないように見える。

そのため、アルピーヌF1チームは、オスカー・ピアストリの“ローン移籍”を検討している。今シーズン、ダニエル・リカルドがバーレーンでの開幕戦までに新型コロナウイルスから回復できなかった場合に備えて、アルピーヌF1チームはマクラーレンにピアストリを利用できるよう提案し、契約を結んでいる。

テッド・クラヴィッツは、F1エミリア・ロマーニャGPのレース後に、オスカー・ピアストリが、2023年にウィリアムズでF1デビューする道を見つける可能性があると示唆した。

「最新のパドックの噂の1つは、ウィリアムズがオスカー・ピアストリのサービスに興味を持っていることだ」とテッド・クラヴィッツは語った。

「それは来年だ。最近、オスカー・ピアストリをアストンマーティンで見られるかもしれないと言ったのは自分だが、それについては間違っていたようだ。実際、オスカー・ピアストリ/アルピーヌは、来年、ウィリアムズを彼の居場所として見ている可能性がある」

「それがアレクサンダー・アルボンとニコラス・ラティフィのどちらと交代することになるかは分からない。二人ともウィリアムズのこのチームに非常に満足しており、夢中になっているからだ。しかし、シーズン後半に注目する必要がある」

2019年から2021年までウィリアムズは、メルセデスからローン移籍でジョージ・ラッセルを獲得し、3年契約の最後に16ポイントを獲得した。

今年、ウィリアムズは、ニコラス・ラティフィとアレクサンダー・アルボンをパートナーにした。アレクアンダー・アルボンはジョージ・ラッセルの後任としてレッドブルから加入しており、レッドブルに将来復帰するためのオプションをまだ保持している。

今シーズン、アレクサンダー・アルボンは、すべてのレースでニコラス・ラティフィを上回り、オーストラリアGPで10位入賞を果たして2022年のウィリアムズの最初のポイントを獲得している。

最近、アルピーヌのCEOを務めるローラン・ロッシはオスカー・ピアストリのローン移籍を受け入れると述べている。

「私はその解決策に反対していない」とローラン・ロッシはコメント。

「私がオスカーを育成したいと思っていることは理解してもらえると思う。私は彼をベンチに座ったまま永遠に待たせたくはない」

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カテゴリー: F1 / ウィリアムズ・レーシング / オスカー・ピアストリ