ウィリアムズ、まもなく2010年のドライバーを決定
ウィリアムズは、ニコ・ヒュルケンベルグの2010年のオプション契約を保有しているが、シーズン末にはライコネン、クビサ、コバライネン、トゥルーリ、グロック、バリチェロ、ハイドフェルドといったドライバーが市場に出る可能性がある。
「我々にはヒュルケンベルグとの契約があるし、数週間以内にどうするか決定することになる」とウィリアムズのテクニカルディレクターであるサム・マイケルは語る。
ニコ・ヒュルケンベルグのオプション契約の有効期限は、9月15日といわれている。
ウィリアムズのドライバーラインナップは、来年マクラーレンへの移籍が予想されるニコ・ロズベルグの去就に依存しているが、ドライバー市場はフェルナンド・アロンソの動向が明らかになるまではあまり動かないとみられている。
さらに、ウィリアムズがエンジン契約の終了を検討しているトヨタの2010年のF1活動もまだ不確実であり、ヤルノ・トゥルーリとティモ・グロックがレースシート争いに加わる可能性がある。
また、ウィリアムズがトヨタエンジンを辞めれば、トヨタが支援する中嶋一貴のシートも空くことになる。中嶋一貴は、今シーズンまだポイントを獲得しておらず、ウィリアムズのポイントはすべてニコ・ロズベルグが稼いでいる。
「もちろん、一人のドライバーだけがポイントを獲得しているのは理想的ではない」とサム・マイケルは認める。
「ニコのようなセカンドドライバーがいれば、我々はチャンピオンシップで6位ではなく3位だったろう」
「理想的な状況とはいえない。しかし、ドライバーを責めるのは間違っている。我々はむしろ彼を成長させ、モチベーションを上げてあげたい」
カテゴリー： F1 / ウィリアムズ・レーシング / 中嶋一貴 / ニコ・ヒュルケンベルグ
