マックス・フェルスタッペン 「100点差を巻き返せたのは誇り」 F1ラスベガスGP
マックス・フェルスタッペンは、シーズン前半に直面していた大きなポイント差を縮められたことについて「誇りに思う」と語った。一方で、今年のパフォーマンスレベルについては「望んでいたものではなかった」と振り返っている。

フェルスタッペンは夏休み明け直後のオランダGP終了時点で、当時ランキング首位だったオスカー・ピアストリに100ポイント以上の差をつけられていた。しかし、その後4戦のうち3勝を挙げたことで大きく巻き返し、タイトル争いに復帰した。

現在は再び首位に立ったランド・ノリスとの差が49ポイントとなっているが、フェルスタッペンは自らの立て直しに満足している。

「今年がF1で最高のシーズンか?」という問いに
フェルスタッペンはラスベガスGPを前に、「今年がこれまでで最も良いシーズンか」と問われると、次のように語った。

「良いシーズンだったと思う。毎年もっと良くなろうとするけど、簡単ではない。もっと安定したいとも思うし、クルマでできることをすべて最適化しようとしてきた。ほとんどの場合、それはできていたと思っているから満足している」

「シーズンの大半は望んでいたレベルではなかった。そうでなければシーズンを通してタイトル争いができていたはずだからね。勝てたレースのハイも楽しんだけど、もちろんローの部分は良いものではなかった」

「でもシーズン中盤、特に夏休み後は100ポイント以上も離されていたし、その差はもっと大きくなっていくように見えた。そこからかなり巻き返せた。多少の運もあったけれど、終盤に良い結果を重ねられたことは誇っていいと思う」

「同じアプローチを維持するだけ」
タイトル争いについて考え方が変わるかと問われたフェルスタッペンは、次のように答えている。

「何も変わらないよ。大量のポイント差だから気にしていないし、考えても仕方がない。運に大きく左右される状況になっているから、個人的にはタイトルについて特に考えていないんだ」

ブラジルGPの“ピットレーンスタートからP3”を受けて
前戦サンパウロGPでは、ピットレーンスタートから3位表彰台まで追い上げたフェルスタッペン。ラスベガスでの勝利の可能性について聞かれると、こう答えた。

「ブラジルを振り返れば、そう言えるかもしれない。レースペースはかなり良かった。もちろん前方からスタートしたかったけど、同時にすごく楽しかった。後方から追い上げて、最終ラップまでバトルを続けられた。P2争いではあったけど、すごく楽しめたし、今週末も競争力を発揮できるといいね」

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カテゴリー: F1 / マックス・フェルスタッペン / レッドブル・レーシング