F1王者フェルスタッペンがRB8で滑走路を爆走 レッドブル・ハンガー7再始動

今回、空港の滑走路が初めてライブアクションの舞台へと変貌し、各モータースポーツ競技のデモ走行やドーナツターン、さらには異種マシンによるドラッグレースが繰り広げられた。
フェルスタッペンのRB8と並んで登場したのは、MotoGPレジェンドのダニ・ペドロサ、ダカールラリーのスターであるダニエル・サンダース、NASCARドライバーのコナー・ジリッシュ。彼らはそれぞれ、WRCのMスポーツ・プーマ、ダカール仕様のフォード・ラプターT1+、KTMのMotoGPマシンといった各カテゴリーの代表マシンを披露した。
レッドブル・ハンガー7の再始動の中心にあったのは、世界中でブランドを形作る人々とマシンの存在だった。モータースポーツ界のレジェンドたち、航空ファン、そして多彩な分野の才能が集い、迫力あるモータースポーツ、フライングブルズによるエアショー、ライブ音楽、世界的レッドブルアスリートによるパフォーマンス、そして美食が融合するイベントとなった。
アート、料理、航空を融合させるというディートリッヒ・マテシッツのビジョンは、再オープン後もハンガー7の空間に色濃く息づいていた。

フェルスタッペンは次のように語っている。
「ハンガー7にはこれまで何度も来ていて、僕にとっては毎回“帰ってきた”という感覚がある。ここではいつもヘリや飛行機、クルマなど、いろいろな面白いことが起きている。モータースポーツだけでなく、さまざまなスポーツが一つになる場所だ。今回みたいに、いろんな種類のマシンで一緒にドラッグレースをするのは、本当にクールな体験だった」
さらに、ストリートトライアルのアイコンであるダニー・マッカスキル、トップフリースタイルフットボーラーやフリーランナー、ブレイクダンスのレッドブルBC Oneクルー、そして自転車ロードレースチーム「レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ」も華を添えた。
音楽プログラムも豪華で、レッドブル・アスリートでスラロームスキーヤーのルーカス・ブラーテンと、ケイネムジーク所属のDJランパによるライブセットが行われ、イベントの最後には英国のシンガー兼DJであるジョン・ニューマンが出演。レッドブル・ハンガー7を背にした野外ステージで、自身の代表曲を披露し、夜を締めくくった。
カテゴリー: F1 / マックス・フェルスタッペン / レッドブル・レーシング