マックス・フェルスタッペン 「1速から5速までホイールスピンしていた」 / レッドブル・ホンダ F1トルコGP フリー走行後インタビュー
レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンが、F1トルコGPのフリー走行2回目後に ZiggoSport に初日の作業についてインタビューに答えた。

F1トルコGPの両方のフリー走行でトップタイムを記録したマックス・フェルスタッペンだが、FP1では「氷の上で走っているようだ」と無線で語るなど、再舗装されたイスタンブール・パークの路面に不満を述べていた。

その点について改めて質問されたマックス・フェルスタッペンは「1速から5速までホイールスピンしていた。それにマシンに測定装置を搭載していたことでダウンフォースも少なかったし、運転にはあまり適していなかった。グリップはゼロだった。彼らがアスファルトにどのようなことをしたのかは分からないけど、まったく意味のないことだと思う。ポルティマオよりもさらに酷かった。とにかく残念だ」とコメント。

ダウンフォースが少ないことで、低速コーナーで悪化していたかと質問されたマックス・フェルスタッペンは「どこもかしかも滑りやすかった。シミュレーターではかなり控えめなセッティングで走っていたけど、1分22秒~23秒台だった。ここでは1分28秒台で走っている。F1カーでそれは楽しくはない。後ろにエンジンを積んでいるし、ホイールスピンも多い、フロントタイヤはどんど冷えていくような状況だ。このような状況では状況を進めるための良いバランスを見つけるまでに非常に長い時間がかかってしまう」と語った。

マックス・フェルスタッペンのガレージでは、FP1の途中でメカニックたちがブレーキを確認する場面が見られた。何か問題があったのだろうか?

「ブレーキディスクのペイントがついていて、問題はさらに悪化していた。それがどこで起こったのかは分からない。ピットは入らなければならなかったし、彼らはそれをこすり落とした。その後すべてが再び問題なかった」とマックス・フェルスタッペンは語った。

今回のフリー走行ではチームメイトのアレクサンダー・アルボンがFP1で2番手タイム、FP2で5番手タイムとそれなりの競争力を示した。それによってエンジニアが利用できるデータに違いはあるのだろうか? 2人のプログラムの違いについてマックス・フェルスタッペンは新しいフロントウイングをテストしていたと語る。

「僕は新しいフロントウィングをテストしなければならなかった。タイヤが適切な温度に保たれているとロングランをしたくなるものだ。でも、4~5周して、多くのものを戻したら、タイヤの温度が大幅に低下した。その後はもう少しラップを必要だったし、すでに別のフロントウィングで走っていた。それは決して理想的ではなかった」

「アレックスは後ろで多くのウイングをつけたより多くのダウンフォースで走っていた。新しいソフトタイヤでの最後の走行中にウィングをいくつか追加したところ、状況は大幅に改善された。その時初めてロングランもできた。僕サイドではどっちのフロントウィングがベストかを見極めるために走り切ることが重要だった」

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カテゴリー: F1 / マックス・フェルスタッペン / レッドブル・レーシング / ホンダF1