マックス・フェルスタッペン 「タイトル獲得にはホンダF1の信頼性が必須」
マックス・フェルスタッペンは、2019年のF1シーズンはこれまでのF1キャリアで最高のシーズンだったと語り、来年F1ワールドチャンピオンを争うためにホンダのF1エンジンの信頼性が鍵を握ることになると考えている。

今年、レッドブルはルノーとの13年間のパートナーシップを終えて、ホンダのF1エンジンを搭載。そのポテンシャルは未知数だったが、マックス・フェルスタッペンが3勝を含めた9回の表彰台を獲得し、両方のチャンピオンシップを3位で終えた。

レッドブルは新しいフロントウイング規約に苦戦し、序盤戦は苦戦を強いられたが、エンジンのアップグレードと並行してシャシーの改善を勧め、最終的に予選で3回のポールポジション、3回のファステストラップを記録する戦闘力を身に着けた。

「シーズンのスタートは少しトリッキーだった。僕たちは上位を争えなかったからね。でも、僕たちは常に結果を最大化しちえたし、そこから本当にスイッチが入った。いくつか本当に楽しく良いレースができた。チーム全体の自信が高まり、全員にとって大きな後押しになった」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

「新しいウイングを機能させるのに少し時間がかかってしまったけど、シーズン中にそれに慣れていった。でも、僕たちはシーズンを通してマシンとエンジンを改善させたし、それについては満足している。最終的にワールドチャンピオンを争いたければ、リタイアすることはできない。僕たちはエンジンを5回交換したけど、それらはアップグレードのためであり、エンジンが摩耗したからではない。それは良いことだ」

「もちろん、オーストリアとクレイジーで多忙なレースだったドイツの勝利だね。でも、オーストリアは完璧だったし、あれ以上良いレースはできなかったと思う。オーバーテイクが簡単な場所ではないけど、レッドブルのホームトラックで勝つことができて素晴らしかった。ホダにとってV6時代での初勝だったし、多くのオランダ人ファンがいた。完璧だったよ! 全員にとって大きな後押しになった」

「僕のベストシーズンだった。人間として常に成長するものだし、シーズンを通して良いドライバーにあり、多くのことを学んだ。ドライビングだけでなく、人生のなかでもベストシーズンだったと言える」

「最悪の時はなかったけど、不運な瞬間はあった。全体的にポジティブだったし、全員が来年にとても興奮している。夏休み後はちょっと不運が続いたけど、再び運が向き始めた。僕たちは常にチームとして信じ続け、懸命にプッシュした。プレッシャーがかかったときも常に正しい判断ができたし、それは大きなボーナスだった」

「僕にとって重要だったのは信頼性のあるエンジンを手に入れることができことだ。過去に僕たちはそれに苦しんでいたからね。僕たちはホンダの問題でリタイアしたことは一度もなかった。それは僕たちがワールドチャンピオンを争うために必要なことだ」

「ホンダの仕事ぶりには本当に感銘を受けている。そこに限界はないし、彼らはあらゆることをするだろう」

「そこには多くのポテンシャルがある。今年を通して、彼らは設定した目標や約束したもの以上の全てを届けてくれた。パートナーシップを継続できることにとても満足しているし、来年はさらに前進できることを願っている」

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カテゴリー: F1 / マックス・フェルスタッペン / レッドブル・レーシング / ホンダF1