SUPER GT 第6戦 SUGO | 山本&バトンのRAYBRIG NSX-GTがPP獲得
2018年 SUPER GT 第6戦『SUGO GT 300km RACE』の予選が9月15日(土)に宮城県のスポーツランドSUGOで行われた。
GT500クラスは、No.100 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴/ジェンソン・バトン)がコースレコードでポールポジションを獲得。GT300はNo.61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)がポールポジションとなった。
公式予選はこれまで同様にQ1、Q2と2段階で台数が絞られていくノックアウト方式で行われた。GT500クラスの予選Q1は曇りという天気だったが、午前に降った雨で滑りやすい状況となる。
Q1では、No.17 KEIHIN NSX-GT(塚越広大)が1分11秒021の好タイムでトップ通過。2位にはNo.12 カルソニック IMPUL GT-R(ヤン・マーデンボロー)。そして同3位には2009年のF1ワールドチャンピオン、No.100 RAYBRIG NSX-GTのジェンソン・バトンが入った。
第4戦の優勝者であるNo.39 DENSO KOBELCO SARD LC500(ヘイキ・コバライネン)は、コースアウトしてクラッシュ。大事には至らなかったがQ1で予選を終えた。また、ランキングトップのNo.1 KeePer TOM'S LC500(平川亮)はわずか0.017秒差で9番手となり、こちらもQ1で脱落した。
GT500クラスの予選Q2は、Q1の上位8台がポールポジションを含む決勝レースのスターティンググリッド上位8枠を争う。Q1ではごく一部に水たまりもあったが、この時点でコースは完全に乾き、好タイムが期待された。そして走行時間のラスト3分間で、トップが何度も入れ替わる壮絶なアタック合戦が始まる。
これを制したのは、Q1でジェンソン・バトンが3位になったことで手応えを感じたNo.100 RAYBRIG NSX-GTの山本尚貴だった。No.12 カルソニックIMPUL GT-R(佐々木大樹)とNo.8 ARTA NSX-GT(野尻智紀)が相次いでコースレコード(従来の記録は1分10秒516)を記録。だが、山本尚貴はそれをさらに上回る1分10秒248を叩き出して、昨年第3戦以来2回目のポールポジションが確定した。
Honda NSX-GTは予選トップ5に4台入る好調ぶり。NISSAN GT-R NISMO GT500では予選2位に12号車が入り、LEXUS LC500では同6位のNo.19 WedsSport ADVAN LC500(国本雄資)が最上位だった。
GT300クラスはQ1でトップタイムを記録したNo.61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人)が、Q2でも快走。山内英輝が1分17秒685とコースレコードに迫る好タイムを記録して、クラスのポールポジションを獲得した。予選2位は昨年のポールシッターであるNo.25 HOPPY 86MC(松井孝允)、同3位はNo.9 GULF NAC PORSCHE 911(久保凜太郎)となった。
GT500クラス ポールポジション
No.100 RAYBRIG NSX-GT
山本尚貴
「自分自身でもいいアタックができて満足しています。でも、(ポール獲得の貢献が)大きかったのはJB(ジェンソン・バトン)です。公式練習がウエットコンディションとなり、彼はこのSUGOに来て予選Q1で初めてドライのニュータイヤを履いたのに、3番手で(Q2の僕に)繋いでくれたこと。ドライバー2人で、そしてチーム全員でポールを獲ることができたので、本当に嬉しいです。明日の決勝もドライバーだけでなく、チーム皆でがんばって優勝したいと思います」
GT300クラス ポールポジション
No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT
山内英輝
「SUBARUに移籍してきて今年で4年目ですが、やっとポールを獲ることができました。SUGOはF3時代から好きなコースでしたが、ポールはチームの皆がんばった結果で、本当に嬉しいです。ただ今日はあくまでも予選でポールを獲っただけ。大事なのは明日(の決勝レース)。がんばっていい結果(優勝)でレースを終えて、SUBARUファンの皆さんと笑顔でレースウイークを終えることができたらいいと思います」
カテゴリー: F1 / SUPER GT
GT500クラスは、No.100 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴/ジェンソン・バトン)がコースレコードでポールポジションを獲得。GT300はNo.61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)がポールポジションとなった。
公式予選はこれまで同様にQ1、Q2と2段階で台数が絞られていくノックアウト方式で行われた。GT500クラスの予選Q1は曇りという天気だったが、午前に降った雨で滑りやすい状況となる。
Q1では、No.17 KEIHIN NSX-GT(塚越広大)が1分11秒021の好タイムでトップ通過。2位にはNo.12 カルソニック IMPUL GT-R(ヤン・マーデンボロー)。そして同3位には2009年のF1ワールドチャンピオン、No.100 RAYBRIG NSX-GTのジェンソン・バトンが入った。
第4戦の優勝者であるNo.39 DENSO KOBELCO SARD LC500(ヘイキ・コバライネン)は、コースアウトしてクラッシュ。大事には至らなかったがQ1で予選を終えた。また、ランキングトップのNo.1 KeePer TOM'S LC500(平川亮)はわずか0.017秒差で9番手となり、こちらもQ1で脱落した。
GT500クラスの予選Q2は、Q1の上位8台がポールポジションを含む決勝レースのスターティンググリッド上位8枠を争う。Q1ではごく一部に水たまりもあったが、この時点でコースは完全に乾き、好タイムが期待された。そして走行時間のラスト3分間で、トップが何度も入れ替わる壮絶なアタック合戦が始まる。
これを制したのは、Q1でジェンソン・バトンが3位になったことで手応えを感じたNo.100 RAYBRIG NSX-GTの山本尚貴だった。No.12 カルソニックIMPUL GT-R(佐々木大樹)とNo.8 ARTA NSX-GT(野尻智紀)が相次いでコースレコード(従来の記録は1分10秒516)を記録。だが、山本尚貴はそれをさらに上回る1分10秒248を叩き出して、昨年第3戦以来2回目のポールポジションが確定した。
Honda NSX-GTは予選トップ5に4台入る好調ぶり。NISSAN GT-R NISMO GT500では予選2位に12号車が入り、LEXUS LC500では同6位のNo.19 WedsSport ADVAN LC500(国本雄資)が最上位だった。
GT300クラスはQ1でトップタイムを記録したNo.61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人)が、Q2でも快走。山内英輝が1分17秒685とコースレコードに迫る好タイムを記録して、クラスのポールポジションを獲得した。予選2位は昨年のポールシッターであるNo.25 HOPPY 86MC(松井孝允)、同3位はNo.9 GULF NAC PORSCHE 911(久保凜太郎)となった。
GT500クラス ポールポジション
No.100 RAYBRIG NSX-GT
山本尚貴
「自分自身でもいいアタックができて満足しています。でも、(ポール獲得の貢献が)大きかったのはJB(ジェンソン・バトン)です。公式練習がウエットコンディションとなり、彼はこのSUGOに来て予選Q1で初めてドライのニュータイヤを履いたのに、3番手で(Q2の僕に)繋いでくれたこと。ドライバー2人で、そしてチーム全員でポールを獲ることができたので、本当に嬉しいです。明日の決勝もドライバーだけでなく、チーム皆でがんばって優勝したいと思います」
GT300クラス ポールポジション
No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT
山内英輝
「SUBARUに移籍してきて今年で4年目ですが、やっとポールを獲ることができました。SUGOはF3時代から好きなコースでしたが、ポールはチームの皆がんばった結果で、本当に嬉しいです。ただ今日はあくまでも予選でポールを獲っただけ。大事なのは明日(の決勝レース)。がんばっていい結果(優勝)でレースを終えて、SUBARUファンの皆さんと笑顔でレースウイークを終えることができたらいいと思います」
2018年 SUPER GT 第6戦 SUGO 公式予選 (GT500)
Po. | No. | マシン | ドライバ | タイヤ | WH | タイム |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 100 | RAYBRIG NSX-GT | ジェンソン・バトン/山本尚貴 | BS | 80 | 1分10秒248 |
2 | 12 | カルソニック IMPUL GT-R | ヤン・マーデンボロー/佐々木大樹 | BS | 36 | 1分10秒286 |
3 | 8 | ARTA NSX-GT | 伊沢拓也/野尻智紀 | BS | 68 | 1分10秒352 |
4 | 17 | KEIHIN NSX-GT | 小暮卓史/塚越広大 | BS | 76 | 1分10秒652 |
5 | 16 | MOTUL MUGEN NSX-GT | 武藤英紀/中嶋大祐 | YH | 16 | 1分10秒803 |
6 | 19 | WedsSport ADVAN LC500 | 山下健太/国本雄資 | YH | 30 | 1分11秒122 |
7 | 38 | ZENT CERUMO LC500 | 立川祐路/石浦宏明 | BS | 60 | 1分11秒571 |
8 | 24 | フォーラムエンジニアリングADVAN GT-R | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/高星明誠 | YH | 26 | 1分12秒872 |
9 | 1 | KeePer TOM'S LC500 | ニック・キャシディ/平川亮 | BS | 94 | 1分11秒879 |
10 | 36 | au TOM’S LC500 | 中嶋一貴/関口雄飛 | BS | 80 | 1分11秒954 |
11 | 6 | WAKO’S 4CR LC500 | ジェームス・ロシター/大嶋和也 | BS | 68 | 1分12秒207 |
12 | 23 | MOTUL AUTECH GT-R | 松田次生/ロニー・クインタレッリ | MI | 70 | 1分12秒263 |
13 | 3 | CRAFTSPORTS MOTUL GT-R | 千代勝正/本山哲 | MI | 18 | 1分12秒816 |
14 | 64 | Epson Modulo NSX-GT | ベルトラン・バゲット/松浦孝亮 | DL | 6 | 1分14秒549 |
39 | DENSO KOBELCO SARD LC500 | ヘイキ・コバライネン/小林可夢偉 | BS | 70 |
カテゴリー: F1 / SUPER GT