F1プレシーズンテスト 3日目 結果:フェルスタッペン最速&角田裕毅2番手!
2021年 F1プレシーズンテストが3月14日(日)にバーレーン・インターナショナル・サーキットで最終日を迎え、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがトップタイム、アルファタウリ・ホンダの角田裕毅が2番手タイムをマーク。ホンダF1エンジン勢がワンツーで3日間のテストを締めくくった。
3日間のテストもいよいよ最終日。最後の1時間はC5タイヤを装着した予選アタックによるスリリングなタイムアタック合戦が展開された。
最終日、そして、3日間のトップタイムを記録したのはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。午後から走行を担当し、64周を走り込んだフェルスタッペンは、C4タイヤで1分28秒960をマーク。見事なトップタイムでテストを締めくくり、RB16Bのポテンシャルの高さを示した。午前中にはセルジオ・ペレスが走行し、トラブルによって49周の走行に留まったが、1分30秒187で前半4時間のトップタイムをマーク。
2番手タイムは、アルファタウリ・ホンダの角田裕毅が記録。午後から走行を担当し、91周を走り込んだ角田裕毅は、一時はタイムシートのトップに立つが、マックス・フェルスタッペンに0.093秒差となる2番手タイムを最も柔らかいC5タイヤでマークした。午前中にはピエール・ガスリーが76周を走行し、総合12番手タイムとなる1分30秒828をマークした。
3番手タイムは、フェラーリのカルロス・サインツ。79周を走行してトップから0.651秒差となる1分29秒661をマーク。午前中はシャルル・ルクレールが走行し、80周を走行して総合10番手タイムをマーク。前年は競争力を失っていたフェラーリだが、2021年は有望なスタートを切った。
4番手タイムは、アルファロメオのキミ・ライコネン。午前・午後の両方を担当し、この日個人では最多となる166周を走破。トップから0.806秒差となる1分29秒766をマーク。フェラーリのF1エンジンの改善を証明するタイムとなった。
5番手タイムは、メルセデスのルイス・ハミルトン。W12のリアエンドに苦しむハミルトンは、終了間際のアタックラップで最終コーナーでスピンを喫するなど仕上がりに欠け、1分30秒025でセッションを終了。午前中にはバルテリ・ボッタスがロングラン主体で86周を走り込んだ。
6番手タイムは、ウィリアムズのジョージ・ラッセル。新車での初の本格テストとなったラッセルは、午前・午後の両方を走行して158周を走破。マクラーレンを上回るタイムをマークした。
7番手タイムは、マクラーレンのダニエル・リカルド。午後に76周を走行し、1分30秒114をマーク。午前中にはランド・ノリスが総合11番手タイムをマーク。メルセデスのF1エンジンに切り替えたマクラーレンだが、目立ったトラブルもなく、有望なポテンシャルを示している。
9番手タイムは、アルピーヌF1のフェルナンド・アロンソ。ヘッドラインを飾るタイムアタックはしないと明言していたアロンソは78周を走行して1分30秒318を記録。午前中にはエステバン・オコンが総合13番手となるタイムを記録した。
ハースF1は、ニキータ・マゼピンが67周を走行して15番手、ミック・シューマッハが78周を走行して16番手。トークンを使用したマシン開発をしなかったほぼ昨年のままマシンとルーキードライバーの組み合わせは競争力的に厳しいシーズンになることを示した3日間のパフォーマンスだった。
アストンマーティンF1はまたもトラブルが発生。午前中にはランス・ストロールが80周を走り込んだが、午後にセバスチャン・ベッテルのマシンにブースト圧を失うトラブルが発生し、約1時間早くテストを終了した。
2021年のF1世界選手権は、3月28日(日)に同じバーレーン・インターナショナル・サーキットで開幕戦を迎える。
カテゴリー: F1 / F1レース結果
3日間のテストもいよいよ最終日。最後の1時間はC5タイヤを装着した予選アタックによるスリリングなタイムアタック合戦が展開された。
最終日、そして、3日間のトップタイムを記録したのはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。午後から走行を担当し、64周を走り込んだフェルスタッペンは、C4タイヤで1分28秒960をマーク。見事なトップタイムでテストを締めくくり、RB16Bのポテンシャルの高さを示した。午前中にはセルジオ・ペレスが走行し、トラブルによって49周の走行に留まったが、1分30秒187で前半4時間のトップタイムをマーク。
2番手タイムは、アルファタウリ・ホンダの角田裕毅が記録。午後から走行を担当し、91周を走り込んだ角田裕毅は、一時はタイムシートのトップに立つが、マックス・フェルスタッペンに0.093秒差となる2番手タイムを最も柔らかいC5タイヤでマークした。午前中にはピエール・ガスリーが76周を走行し、総合12番手タイムとなる1分30秒828をマークした。
3番手タイムは、フェラーリのカルロス・サインツ。79周を走行してトップから0.651秒差となる1分29秒661をマーク。午前中はシャルル・ルクレールが走行し、80周を走行して総合10番手タイムをマーク。前年は競争力を失っていたフェラーリだが、2021年は有望なスタートを切った。
4番手タイムは、アルファロメオのキミ・ライコネン。午前・午後の両方を担当し、この日個人では最多となる166周を走破。トップから0.806秒差となる1分29秒766をマーク。フェラーリのF1エンジンの改善を証明するタイムとなった。
5番手タイムは、メルセデスのルイス・ハミルトン。W12のリアエンドに苦しむハミルトンは、終了間際のアタックラップで最終コーナーでスピンを喫するなど仕上がりに欠け、1分30秒025でセッションを終了。午前中にはバルテリ・ボッタスがロングラン主体で86周を走り込んだ。
6番手タイムは、ウィリアムズのジョージ・ラッセル。新車での初の本格テストとなったラッセルは、午前・午後の両方を走行して158周を走破。マクラーレンを上回るタイムをマークした。
7番手タイムは、マクラーレンのダニエル・リカルド。午後に76周を走行し、1分30秒114をマーク。午前中にはランド・ノリスが総合11番手タイムをマーク。メルセデスのF1エンジンに切り替えたマクラーレンだが、目立ったトラブルもなく、有望なポテンシャルを示している。
9番手タイムは、アルピーヌF1のフェルナンド・アロンソ。ヘッドラインを飾るタイムアタックはしないと明言していたアロンソは78周を走行して1分30秒318を記録。午前中にはエステバン・オコンが総合13番手となるタイムを記録した。
ハースF1は、ニキータ・マゼピンが67周を走行して15番手、ミック・シューマッハが78周を走行して16番手。トークンを使用したマシン開発をしなかったほぼ昨年のままマシンとルーキードライバーの組み合わせは競争力的に厳しいシーズンになることを示した3日間のパフォーマンスだった。
アストンマーティンF1はまたもトラブルが発生。午前中にはランス・ストロールが80周を走り込んだが、午後にセバスチャン・ベッテルのマシンにブースト圧を失うトラブルが発生し、約1時間早くテストを終了した。
2021年のF1世界選手権は、3月28日(日)に同じバーレーン・インターナショナル・サーキットで開幕戦を迎える。
2021年 F1プレシーズンテスト3日目 結果・タイム
順位 | No | ドライバー | チーム | タイム | GAP | 周回 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 1分28秒960 | 64 | C4 | |
2 | 22 | 角田裕毅 | アルファタウリ | 1分29秒053 | 0.093 | 91 | C5 |
3 | 55 | カルロス・サインツ | フェラーリ | 1分29秒611 | 0.651 | 79 | C4 |
4 | 7 | キミ・ライコネン | アルファロメオ | 1分29秒766 | 0.806 | 166 | C5 |
5 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分30秒025 | 1.065 | 54 | C5 |
6 | 63 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ | 1分30秒117 | 1.157 | 158 | C5 |
7 | 3 | ダニエル・リカルド | マクラーレン | 1分30秒144 | 1.184 | 76 | C4 |
8 | 11 | セルジオ・ペレス | レッドブル | 1分30秒187 | 1.227 | 49 | C4 |
9 | 14 | フェルナンド・アロンソ | アルピーヌ | 1分30秒318 | 1.358 | 78 | C4 |
10 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1分30秒486 | 1.526 | 80 | C3 |
11 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1分30秒661 | 1.701 | 56 | C3 |
12 | 10 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ | 1分30秒828 | 1.868 | 76 | C4 |
13 | 31 | エステバン・オコン | アルピーヌ | 1分31秒310 | 2.350 | 61 | C3 |
14 | 9 | ニキータ・マゼピン | ハース | 1分31秒531 | 2.571 | 67 | C4 |
15 | 47 | ミック・シューマッハ | ハース | 1分32秒053 | 3.093 | 78 | C3 |
16 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1分32秒406 | 3.446 | 86 | C2 |
17 | 5 | セバスチャン・ベッテル | アストンマーティン | 1分35秒041 | 6.081 | 56 | C3 |
18 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン | 1分35秒100 | 7.140 | 80 | C3 |
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