F1トスカーナGP フリー走行3回目:ボッタス首位、僅差でフェルスタッペン
2020年のF1世界選手権 第9戦 F1トスカーナGPのフリー走行3回目が9月12日(土)にムジェロ・サーキットで行われ、バルテリ・ボッタス(メルセデス)がトップタイムを記録。マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が0.017秒差の僅差で続いた。
F1初開催となるムジェロ・サーキットは、最高速度はスパ・フラコルシャンを超える高速サーキットだが、前戦が開催されたモンツァなどとは異なり、ほぼストレートなコーナーが続くテクニカルなサーキットとなる。
初日のフリー走行ではメルセデスがワンツー。3番手にはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがつけたが、メルセデス以外は非常に拮抗した戦いとなっている。
土曜日のムジェロも晴れ。気温27.8度、路面温度40.2度のドライコンディションで60分のFP3セッションはスタート。数台がインストレーションラップを完了するも、まだマシンに乗り込んでいないドライバーもあり、いつものように土曜日のフリー走行はゆっくりとしたスタート。
FP3は、主に金曜日に下した判断の最終確認に費やされる。この時点のチームは予選と決勝に向けたマシンの方向性を決めているので、FP3はその方向性や判断が間違っていないことを確かめる時間になる。
15分を過ぎたあたりでメルセデス勢はソフトタイヤ、レッドブル・ホンダ勢はミディアムタイヤと異なるタイヤでプログラムを開始する。FP3では、決勝のメインになるコンパウンドのタイヤを装着した状態でのセットアップを確認するショートランを数回行ったあと、予選シミュレーションを再度行うパターンが多い。
30分を過ぎた時点でまだジョージ・ラッセルはタイムを出せていない。ブレーキ・バイ・ワイヤのトラブルでガレージでは作業が続いている。
この時点でタイムシートのトップに立ったのはマックス・フェルスタッペン。ミディアムタイヤで5周を走行して1分17秒116をマークしている。2番手には0.129秒差でバルテリ・ボッタス、3番手には0.299秒差でルイス・ハミルトンとメルセデス勢がソフトタイヤで続いている。
アレクサンダー・アルボンがエンジンのミスファイヤーを訴えるも走行を継続しており、問題はなさそうだ。アルボンはすでに3基目のエンジンを投入している。
残り20分を切って、メルセデス勢が真っ先にソフトタイヤでの予選シミュレーションを開始。1分16秒台に入れる。その後、続々とソフトタイヤでコースインしていく。
F1トスカーナGP フリー走行3回目のトップタイムを記録したのはバルテリ・ボッタス(メルセデス)。17周を走行して1分16秒530をマーク。3回全てのプラクティスを制した。
2番手には0.017秒の僅差でレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。3番手には0.083秒差でルイス・ハミルトン(メルセデス)というトップ3となった。フェルスタッペンはメルセデス勢より遅いタイミングでタイムを出している。
4番手はランス・ストロール、5番手はピエール・ガスリー、6番手はセルジオ・ペレスとレーシング・ポイント勢にアルファタウリの1台が割って入った。
7番手にはシャルル・ルクレール(フェラーリ)。8番手にはレッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボン、9番手はアルファタウリ・ホンダのダニール・クビアトとホンダF1エンジン全4台がトップ10入りした。
F1トスカーナGPの予選はこの後22時(現地時間15時)から行われる。
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1イタリアGP
F1初開催となるムジェロ・サーキットは、最高速度はスパ・フラコルシャンを超える高速サーキットだが、前戦が開催されたモンツァなどとは異なり、ほぼストレートなコーナーが続くテクニカルなサーキットとなる。
初日のフリー走行ではメルセデスがワンツー。3番手にはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがつけたが、メルセデス以外は非常に拮抗した戦いとなっている。
土曜日のムジェロも晴れ。気温27.8度、路面温度40.2度のドライコンディションで60分のFP3セッションはスタート。数台がインストレーションラップを完了するも、まだマシンに乗り込んでいないドライバーもあり、いつものように土曜日のフリー走行はゆっくりとしたスタート。
FP3は、主に金曜日に下した判断の最終確認に費やされる。この時点のチームは予選と決勝に向けたマシンの方向性を決めているので、FP3はその方向性や判断が間違っていないことを確かめる時間になる。
15分を過ぎたあたりでメルセデス勢はソフトタイヤ、レッドブル・ホンダ勢はミディアムタイヤと異なるタイヤでプログラムを開始する。FP3では、決勝のメインになるコンパウンドのタイヤを装着した状態でのセットアップを確認するショートランを数回行ったあと、予選シミュレーションを再度行うパターンが多い。
30分を過ぎた時点でまだジョージ・ラッセルはタイムを出せていない。ブレーキ・バイ・ワイヤのトラブルでガレージでは作業が続いている。
この時点でタイムシートのトップに立ったのはマックス・フェルスタッペン。ミディアムタイヤで5周を走行して1分17秒116をマークしている。2番手には0.129秒差でバルテリ・ボッタス、3番手には0.299秒差でルイス・ハミルトンとメルセデス勢がソフトタイヤで続いている。
アレクサンダー・アルボンがエンジンのミスファイヤーを訴えるも走行を継続しており、問題はなさそうだ。アルボンはすでに3基目のエンジンを投入している。
残り20分を切って、メルセデス勢が真っ先にソフトタイヤでの予選シミュレーションを開始。1分16秒台に入れる。その後、続々とソフトタイヤでコースインしていく。
F1トスカーナGP フリー走行3回目のトップタイムを記録したのはバルテリ・ボッタス(メルセデス)。17周を走行して1分16秒530をマーク。3回全てのプラクティスを制した。
2番手には0.017秒の僅差でレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン。3番手には0.083秒差でルイス・ハミルトン(メルセデス)というトップ3となった。フェルスタッペンはメルセデス勢より遅いタイミングでタイムを出している。
4番手はランス・ストロール、5番手はピエール・ガスリー、6番手はセルジオ・ペレスとレーシング・ポイント勢にアルファタウリの1台が割って入った。
7番手にはシャルル・ルクレール(フェラーリ)。8番手にはレッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボン、9番手はアルファタウリ・ホンダのダニール・クビアトとホンダF1エンジン全4台がトップ10入りした。
F1トスカーナGPの予選はこの後22時(現地時間15時)から行われる。
2020年 第9戦 F1トスカーナGP フリー走行3回目 結果・タイム
順位 | No | ドライバー | チーム | ベストタイム | GAP | 周回 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1分16秒530 | 17 | |
2 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル・ホンダ | 1分16秒547 | 0.017 | 10 |
3 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分16秒613 | 0.083 | 14 |
4 | 18 | ランス・ストロール | レーシングポイント | 1分17秒112 | 0.582 | 10 |
5 | 10 | ピエール・ガスリー | アルファタウリ・ホンダ | 1分17秒226 | 0.696 | 14 |
6 | 11 | セルジオ・ペレス | レーシングポイント | 1分17秒341 | 0.811 | 14 |
7 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1分17秒488 | 0.958 | 15 |
8 | 23 | アレクサンダー・アルボン | レッドブル・ホンダ | 1分17秒538 | 1.008 | 11 |
9 | 26 | ダニール・クビアト | アルファタウリ・ホンダ | 1分17秒627 | 1.097 | 17 |
10 | 8 | ロマン・グロージャン | ハース | 1分17秒635 | 1.105 | 19 |
11 | 31 | エステバン・オコン | ルノー | 1分17秒746 | 1.216 | 13 |
12 | 55 | カルロス・サインツ | マクラーレン | 1分17秒768 | 1.238 | 19 |
13 | 99 | アントニオ・ジョビナッツィ | アルファロメオ | 1分17秒812 | 1.282 | 15 |
14 | 7 | キミ・ライコネン | アルファロメオ | 1分17秒843 | 1.313 | 17 |
15 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 1分18秒039 | 1.509 | 17 |
16 | 6 | ニコラス・ラティフィ | ウィリアムズ | 1分18秒072 | 1.542 | 16 |
17 | 3 | ダニエル・リカルド | ルノー | 1分18秒142 | 1.612 | 12 |
18 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1分18秒186 | 1.656 | 15 |
19 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1分18秒896 | 2.296 | 19 |
20 | 63 | ジョージ・ラッセル | ウィリアムズ | No Time | 1 |
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1イタリアGP