F1オーストリアGP フリー走行3回目:セバスチャン・ベッテルが最速タイム
2017年 フォーミュラ1 第9戦 オーストリアGPのフリー走行3回目が8日(土)、シュピールベルクのレッドブル・リンクで行われ、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が今週末の最速タイムを記録した。
現地時間11時。60分のフリー走行3回目は気温22.3℃、路面温度29.6℃のドライコンディションでスタート。土曜日に先駆け、FIAは最後の2つのコーナーの縁石を変更している。
ピレリは、F1オーストリアGPにソフト、スーパーソフト、ウルトラソフトという最も軟らかいレンジのコンパウンドを持ち込んでいる。フリー走行3回目では、多くのドライバーがウルトラソフトで予選にむけてマシンを仕上げていった。
フェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)はMGU-Hにトラブルが発生してスペック2のパワーユニットに戻している。ストフェル・バンドーンはスペック3のままでセッションを行っている。
開始早々、カルロス・サインツ(トロ・ロッソ)がエンジントラブルでストップ。トロ・ロッソはマシンを修復し、残り30分でサインツはコースに復帰した。
まずはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がウルトラソフトで1分6秒015を記録してトップに立つ。その後、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、バルテリ・ボッタス(メルセデス)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が1分5秒台のタイムに入れる。その後、各マシンはロングランへとプログラムを移行し、終了間際に再び予選向けの走行を行った。
トップタイムはフェラーリのセバスチャン・ベッテルの1分05秒092。チームメイトのキミ・ライコネンも4番手タイムを記録した。
2番手タイムは0.267秒差でメルセデスのルイス・ハミルトン。残り10分でルイス・ハミルトンはターン3でブレーキをロックさせてコースオフ。右フロントのブレーキが破損しており、予選にむけて不安を残した。ハミルトンはギアボックス交換により決勝での5グリッド降格が決定している。チームメイトのバルテリ・ボッタスは3番手タイムを記録した。
レッドブルはマックス・フェルスタッペンが5番、ダニエル・リカルドが6番手とトップ2チームに続いている。
フリー走行3回目で好調さを見せたのがハース。ケビン・マグヌッセンが1分5秒台のタイムをマークして7番手。チームメイトのロマン・グロージャンも8番手に続いている。
トラブルに見舞われているトロ・ロッソの2台もトップ10入りを果たした。
マクラーレン・ホンダは、ストフェル・バンドーンは13番手。フェルナンド・アロンソは、スペック2の遅さに不満を述べながらも、今週末のベストタイムを記録して15番手だった。
ルノーは、ニコ・ヒュルケンベルグが12番手、ジョリオン・パーマーが14番手とマクラーレン・ホンダと僅差。
フォース・インディアは、エステバン・オコンが11番手タイムを記録するも、セルジオ・ペレスは18番手と波に乗れていない。
ウィリアムズは前日に続いて苦戦。ランス・ストロールが16番手、フェリペ・マッサが17番手に沈んだ。フェリペ・マッサは前日の縁石でフロアを完全に壊し、交換している。
ザウバー勢はともに1分7秒台と他チームに大きく遅れをとっている。
F1オーストリアGP 予選は、このあと21時(現時間14時)から行われる。
関連:【動画】 F1オーストリアGP フリー走行3回目 ダイジェスト
カテゴリー: F1 / F1レース結果 / F1オーストリアGP
現地時間11時。60分のフリー走行3回目は気温22.3℃、路面温度29.6℃のドライコンディションでスタート。土曜日に先駆け、FIAは最後の2つのコーナーの縁石を変更している。
ピレリは、F1オーストリアGPにソフト、スーパーソフト、ウルトラソフトという最も軟らかいレンジのコンパウンドを持ち込んでいる。フリー走行3回目では、多くのドライバーがウルトラソフトで予選にむけてマシンを仕上げていった。
フェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)はMGU-Hにトラブルが発生してスペック2のパワーユニットに戻している。ストフェル・バンドーンはスペック3のままでセッションを行っている。
開始早々、カルロス・サインツ(トロ・ロッソ)がエンジントラブルでストップ。トロ・ロッソはマシンを修復し、残り30分でサインツはコースに復帰した。
まずはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がウルトラソフトで1分6秒015を記録してトップに立つ。その後、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、バルテリ・ボッタス(メルセデス)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が1分5秒台のタイムに入れる。その後、各マシンはロングランへとプログラムを移行し、終了間際に再び予選向けの走行を行った。
トップタイムはフェラーリのセバスチャン・ベッテルの1分05秒092。チームメイトのキミ・ライコネンも4番手タイムを記録した。
2番手タイムは0.267秒差でメルセデスのルイス・ハミルトン。残り10分でルイス・ハミルトンはターン3でブレーキをロックさせてコースオフ。右フロントのブレーキが破損しており、予選にむけて不安を残した。ハミルトンはギアボックス交換により決勝での5グリッド降格が決定している。チームメイトのバルテリ・ボッタスは3番手タイムを記録した。
レッドブルはマックス・フェルスタッペンが5番、ダニエル・リカルドが6番手とトップ2チームに続いている。
フリー走行3回目で好調さを見せたのがハース。ケビン・マグヌッセンが1分5秒台のタイムをマークして7番手。チームメイトのロマン・グロージャンも8番手に続いている。
トラブルに見舞われているトロ・ロッソの2台もトップ10入りを果たした。
マクラーレン・ホンダは、ストフェル・バンドーンは13番手。フェルナンド・アロンソは、スペック2の遅さに不満を述べながらも、今週末のベストタイムを記録して15番手だった。
ルノーは、ニコ・ヒュルケンベルグが12番手、ジョリオン・パーマーが14番手とマクラーレン・ホンダと僅差。
フォース・インディアは、エステバン・オコンが11番手タイムを記録するも、セルジオ・ペレスは18番手と波に乗れていない。
ウィリアムズは前日に続いて苦戦。ランス・ストロールが16番手、フェリペ・マッサが17番手に沈んだ。フェリペ・マッサは前日の縁石でフロアを完全に壊し、交換している。
ザウバー勢はともに1分7秒台と他チームに大きく遅れをとっている。
F1オーストリアGP 予選は、このあと21時(現時間14時)から行われる。
2017 第9戦 F1オーストリアGP フリー走行3回目
順位 | No | ドライバー | チーム | ベストタイム | 周回 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 5 | セバスチャン・ベッテル | フェラーリ | 1分05秒092 | 18 |
2 | 44 | ルイス・ハミルトン | メルセデス | 1分05秒361 | 21 |
3 | 77 | バルテリ・ボッタス | メルセデス | 1分05秒515 | 19 |
4 | 7 | キミ・ライコネン | フェラーリ | 1分05秒611 | 19 |
5 | 33 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 1分05秒784 | 24 |
6 | 3 | ダニエル・リカルド | レッドブル | 1分05秒896 | 29 |
7 | 20 | ケビン・マグヌッセン | ハース | 1分05秒936 | 21 |
8 | 8 | ロマン・グロージャン | ハース | 1分06秒015 | 22 |
9 | 26 | ダニール・クビアト | トロ・ロッソ | 1分06秒276 | 28 |
10 | 55 | カルロス・サインツ | トロ・ロッソ | 1分06秒332 | 19 |
11 | 31 | エステバン・オコン | フォース・インディア | 1分06秒374 | 26 |
12 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ルノー | 1分06秒563 | 18 |
13 | 2 | ストフェル・バンドーン | マクラーレン・ホンダ | 1分06秒578 | 18 |
14 | 46 | ジョリオン・パーマー | ルノー | 1分06秒595 | 22 |
15 | 14 | フェルナンド・アロンソ | マクラーレン・ホンダ | 1分06秒599 | 20 |
16 | 18 | ランス・ストロール | ウィリアムズ | 1分06秒776 | 22 |
17 | 19 | フェリペ・マッサ | ウィリアムズ | 1分06秒865 | 24 |
18 | 11 | セルジオ・ペレス | フォース・インディア | 1分06秒875 | 28 |
19 | 9 | マーカス・エリクソン | ザウバー | 1分07秒526 | 21 |
20 | 94 | パスカル・ウェーレイン | ザウバー | 1分07秒555 | 25 |
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