レッドブルF1 フランコ・コラピント獲得にむけて契約条項を調査
ウィリアムズのドライバーであるコラピントは、5レース前にローガン・サージェントと交代して以来、F1パドックのあちこちのチームの目に留まっている。
しかし、2025年のF1ドライバーラインナップは理論上はすでに完成しており、コラピントが来季どこにもドライブする場所がないことを意味している。ただし、レッドブルが大幅な変更を行う場合はこの限りではない。
「コラピントは興味深いドライバーだ」とクリスチャン・ホーナーはAuto Motor Und Sportに語った。
「誰もが、F2での走りよりもずっと上手いことに驚いている。
「彼が獲得可能かどうかを検討しないのであれば、私は悪いチームのボスだ」
レッドブルは、先週末のメキシコでのホームグランプリで衝撃的な結果に終わった、パフォーマンス不足のセルジオ・ペレスを解雇するかどうかを検討している。
リアム・ローソンはRBの姉妹チームから昇格し、コラピントがそのポジションを埋める可能性もある。
また、Auto Motor Und Sportの報道によると、フラビオ・ブリアトーレがコラピントのポテンシャルを見出したことで、アルピーヌもコラピントに関心を示しているという。
カルロス・サインツの契約解除条項？
ウィリアムズは、先週末のメキシコグランプリで優勝したフェラーリのカルロス・サインツと2025年の契約を結んだ。
サインツとアレックス・アルボンは、ミッドフィールドチームのウィリアムズにとってエキサイティングなドライバーコンビとなる。
しかし、Auto Motor Und Sportは、ウィリアムズとの契約にサインツの退団条項が含まれており、2026年に空席が出た場合、レッドブルに移籍できると報じている。
マックス・フェルスタッペンの長期的な将来は疑問視されており、2026年のF1を揺るがすことになる新しいエンジン規制と相まって、その可能性は高まっている。
サインツの契約における逃げ道とされるものは、コラピントにも波及効果をもたらす。
2025年にはウィリアムズで彼が行くところはないが、もしサインツを失ったら2026年に彼が必要になるかもしれない。
だが、レッドブルF1のヘルムート・マルコは、コラピントはレッドブルに1年間「貸し出される」ことは「絶対にない」と主張する。
「コラピントを完全に獲得したい。そうでなければ獲得しない」とマルコはAuto Motor Und Sportに語り、ウィリアムズとの契約下でレッドブルのマシンを運転する可能性を完全に否定した。
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