レッドブルF1首脳 「リカルドはすでにアルファタウリで角田裕毅と同等」
レッドブルは、ニック・デ・フリースを解雇し、ダニエル・リカルドを起用したことに満足しているようだ。レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、リカルドが今シーズン中に角田裕毅を超える可能性を見せていると主張している。

ヘルムート・マルコは、デ・ブリースは角田裕毅よりも平均コンマ3~5秒遅かったが、リカルドがすでにデ・フリースよりも角田裕毅に近づいていると語る。

「デ・フリーズは角田よりも平均してコンマ3~5秒遅かったが、リカルドとの差ははるかに小さく、すでに同等とさえ言えるだろう。まだ10レース残っているので、アルファタウリで何が起こるか見てみるつもりだ」とマルコはMotorsport Magazinに語った。

マルコはダニエル・リカルドの将来についても語った。彼はオリカルドがレッドブルのセカンドシートを獲得するという目標を認めた。

マルコは、リカルドがどうやっていきたいのか、そしてセルジオ・ペレスとの契約が満了する2025年にレッドブルのシートを獲得することを目指して、アルファタウリで2024年シーズンをフルにプレーする意思があるのかどうかについて、まだ話し合う必要があると語った。

「ダニエルの意図が何であるかを知らなければならない。我々は彼の目標を知っているが、彼がそれをどのように達成したいのか、そして2024年にアルファタウリでフルシーズンを全力でプレーする準備ができているかどうかを確認しなければならない」とマルコは付け加えた。

マクラーレンでのリカルドの成績は芳しくなく、2シーズンで表彰台に上ったのは1回(優勝)だけだった。2021年シーズンはランキング8位、2022年シーズンは11位だった。

リカルドは、マクラーレンでの2シーズンよりも、アルファタウリでの2レースのほうがより親しみを感じられると主張する。

リカルドは、自分とマクラーレンが2022年に問題を解決しようと努めたと説明した。しかし、彼とマクラーレンのマシンとの間のチューニングが単に「ずれている」だけであり、そのレベルでは問題を解決するために何もできないことに徐々に気づいた。対照的に、リカルドは、アルファタウリでたった1周走っただけで、すでにAT04と自分とのつながりを感じたと語った。

「それはすべて全員(マクラーレン)の利益のためであり、それを機能させようとしていたが、自分にとってはうまくいかないことに気づいたように感じた…アルファタウリAT04を)1周した時点で、ある意味で期待していたような、あるいは気に入っていたようなフィードバックが得られているように感じたし、それは重要だった」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ダニエル・リカルド / スクーデリア・アルファタウリ / 角田裕毅