レッドブルF1首脳 「セカンドドライバーは全員がオーバーステアに苦戦」

レッドブルF1のピーキな特性は、ピエール・ガスリー、アレクサンダー・アルボンといったダニエル・リカルドの後任といて加入したすべてのドライバーを苦しめてきた。それは今季から加入したセルジオ・ペレスも例外ではない。
それがレッドブルのF1マシンが“マックス・フェルスタッペン仕様”に設計されているとされる所以でもある。だが、全般的にヘルムート・マルコはペレスのパフォーマンスにはポジティブだと語る。
「もちろん、彼はマックスとのギャップに満足していない。彼はマックスの代わりに彼自身のセットアップを試した。それは、おそらくドライバーにとって最も簡単ではないでしょう」と Motorsport-Magazin でヘルムート・マルコは説明した。
「マシンが速いコーナーでオーバーステアしたとしても、マックスはそれを気にしない。セカンドドライバーの全員が問題を抱えていた。ペレスも同じだったのし、彼は自分のセットアップを試したが、うまくいかなかった」
セルジオ・ペレスはまだレッドブル・レーシングが望むほど一貫性のあるパフォーマンスを発揮できていないが、マックス・フェルスタッペンのチームメイトとして残留する計画だと語る一方で、他のドライバーを代替案として検討していることを認める。
「いくつかの選択肢があるが、名前を挙げたくはない。我々が抱えている4人のドライバーを続けるつもりだ」と語るヘルムート・マルコは、シーズン後半の早い段階での決定を期待している語った。
「おそらくスパ、またはシーズン後半の最初の2つのレースの間にアルファタウリとレッドブルの両方のドライバーを発表する」
カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1