レッドブル・ホンダF1 「メルセデスによるマシン修理代は3億8000万円」
レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、最後の2戦でメルセデスによって被ったマシン修理の損害額は300万ユーロ(約3億8700万円)であることを明かした。

F1イギリスGPでは、コプスでのルイス・ハミルトンとの接触でマックス・フェルスタッペンが51Gのクラッシュを喫してマシンを大破。続く、F1ハンガリーGPではバルテリ・ボッタスのミスをきっかけにセルジオ・ペレスがエンジンまで損傷を負うリタイアに追い込まれ、フェルスタッペンはマシンの右半分に大きなダメージを負った。

ヘルムート・マルコは「最後の2レースまでのシーズン前半はポジティブだった。その後、すべてがネガティブ方に集まった」と Motorsport-Magazin のインタビューで語った。

F1イギリスGPでは、マックス・フェルスタッペンをリタイアに追いやったにも関わらず、ルイス・ハミルトンには10秒ペナルティだけが適用され、結果としてハミルトンは余裕で優勝を果たした。ヘルムート・マルコはペナルティシステムには見直しが必要だと主張する。

「メルセデスによる2回のミスの後、その結果として、我々はペナルティシステムが正当化されているかどうかを自問する必要がある。おそらく異なる基準があるはずだ」とヘルムート・マルコは語った。

「アントニオ・ジョビナッツィはピットレーンでスピード違反をした後、ストップ/ゴーのペナルティを受けた。セバスチャン・ベッテルは、タンクに十分な燃料がないため失格となったが、タンクにあった0.3リットルで十分にコントロールできた」

「一方、我々メルセデスのドライバーによってエンジンを2つ壊れされ、経済的に大きな打撃を受けなければならない。300万ユーロの損害がある。それはもはや簡単に見つけることができない量だ」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1