F1
レッドブル・ホンダは、2020年シーズン中の開発に向けて予算を引き上げており、プレシーズンテスト後に再登場するRB16は塗装以外は別物になると語る。

最近、フェラーリは2021年の1億7500万ドルの予算上限に先立ち、今年の準備のためにより多くの資金を費やすと述べていた。レッドブル・ホンダもそれに追随する。

「制限内の増額だ」とレッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは Auto Motor und Sport に語った。

「我々はすでに構造に関して非常にうまく組織されている。予算上限がなければ、予算は違っていただろう。だが、導入するという事実は、持っているすべてを費やす必要であることを意味する」

ヘルムート・マルコは、予算上限前の2020年の状況はレッドブルが事実上“3チーム分”の予算になると明かした。

「1つは現在のマシンを担当し、もうひとつは2021年を担当している。3つ目は18インチタイヤを担当している」

現在、レッドブル・ホンダは2020年F1マシンに忙しく取り組んでおり、ヘルムート・マルコは、メルボルンの開幕戦に再登場する『RB16』はプレシーズンテストと同じなのは“塗装のみ”になるだろうと述べた。

また、ホンダF1も懸命に作業を進めており、「予選モードは大幅に改善される」とヘルムート・マルコは語った。

F1プレシーズンテストは2月19日(水)にバルセロナでスタートしたが、レッドブル・ホンダは1週間前に『RB16』のシェクダウンをすでに終えている。

「すべてがうまくいった」とヘルムート・マルコはコメント。

「我々の目標は最初から競争力を発揮することだ。エイドリアン・ニューウェイはこれまでよりも早くに完成させた。すべての兆候が良好だ」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ホンダF1