レッドブル 「ルノーがF1から撤退してもリカルドを受け入れる余地はない」
レッドブルのヘルムート・マルコは、今シーズン限りでルノーがF1から撤退することになってもレッドブル・ホンダにはダニエル・リカルドのための“余地はない”と語る。

昨年末、ダニエル・リカルドがチームを離れてワークスルノーに移籍した際、レッドブルは大きなショックを受けた。

だが、現在、ルノーはカルロス・ゴーンの汚職スキャンダル、2019年シーズンの期待外れな成績、2020年限りでのエンジンカスタマーがいなくなる状況、そして、最も直近ではブレーキバイアスシステムの不正行為など、ルノーにとって逆風が吹いており、F1からの撤退が噂されている。

新たにルノーの暫定CEOに就任したクロチルド・デルボスはF1の支持者ではないとされ、報じられたところでは、ルノーの潜在的なF1撤退の問題についてオースティントFIAとリバティメディアで議論されたという。

ルノーがF1撤退を決めた場合、ダニエル・リカルドとエステバン・オコンは2020年にF1シートがない状態になる。

しかし、ヘルムート・マルコは、レッドブルに戻ることを歓迎されないと語る。

「我々のドライバーはフィックスしている。余地はない」とヘルムート・マルコは語る。

また、ヘルムート・マルコは、2020年にダニエル・リカルドを3台目のマシンに乗せる可能性も否定する。

「それは議論されなかった。だが、誰がそれにお金を払う?」とヘルムート・マルコはコメント。

「チームは他の誰かにすぐに引き継がれるだろう」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング / ダニエル・リカルド