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レッドブルのオーナーであるディートリッヒ・マテシッツは、レッドブル・レーシングが“やっと競争力のあるエンジンを手に入れた”と述べ、ホンダのF1エンジンを絶賛した。

レッドブル・レーシングは過去にルノーとタイトルを4連覇したが、それは“ブロウン・エキゾースト”を開発したことが大きく、当時もルノーのF1エンジンはメルセデスやフェラーリと比較してパワー面で劣っていた。

さらに2016年にルノーがワークスチームとして復帰したことでレッドブル・レーシングは完全にカスタマーとなり、ルノーがV6ターボハイブリッド時代のスタートに失敗したことから両社の関係は悪化。レッドブル・レーシングは12年間に及んだルノーとのパートナーシップを解消し、今年からホンダのワークスパートナーになる道を選んだ。

レッドブルの総帥ディートリッヒ・マテシッツは、レッドブル・レーシングが“やっと競争力のあるエンジンを手に入れた”とホンダのF1エンジンを絶賛する。

「テストはクルマのパフォーマンスとホンダの仕事の両方で我々のポジティブな期待を確認するものとなった」とディトリッヒ・マテシッツは Speed Week にコメント。

「現在、ホンダとの協力は非常に満足のいくものであり、多くの成功が約束されている」

「我々は初めて競争力のあるエンジンを手に入れた」

また、ディトリッヒ・マテシッツは、ホンダとの提携がレッドブル・レーシングにとっての重要なデザイナーであるエイドリアン・ニューウェイに大きなモチベーションを与えていると語る。

「それはエイドリアンに長い間F1に残るという大きなモチベーションを与えている」とディートリッヒ・マテシッツは述べた。

レッドブル・レーシングのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーも、ホンダとのワークスパートナーシップがエイドリアン・ニューウェイを始めとしたスタッフが働くファクトリーにすでにいい影響を与えてると語る。

「ファクトリーは前向きな雰囲気で満ちているし、レースに情熱的に取り組む新しいパートナーと仕事をできることに興奮している」とクリスチャン・ホーナーはコメント。

「ホンダとレッドブルのエンジニアは目標に向かって懸命に取り組んでいる。デザイナーとして馬力のあるパワーユニットを望むエイドリアンにとって、今回の提携は歓迎すべきものだ」

「彼はHRD-Sakuraも訪れ、ホンダのパワーユニットへの変更がスムーズにいくように尽力した。技術的な連携を深めている技術チームは今までと心機一転、新たな提携に対して情熱的に取り組んでいる」

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カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング