F1 レッドブル マックス・フェルスタッペン ホンダ
レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、2019年のF1世界選手権に向けてマックス・フェルスタッペンが“はるかに成熟”しており、ホンダのF1エンジンにも満足感を示していると語る。

マックス・フェルスタッペンは、昨シーズン序盤に様々なインシデントに巻き込まれたが、モナコGPのFP3でのクラッシュ後にアプローチを変更したことにより、その後の15レースで10回の表彰台を獲得する立ち直りを見せた。

また、マックス・フェルスタッペンは、元エンジンサプライヤーのルノーを批判したことでもメディアの見出しを飾ったが、ヘルムート・マルコは、レッドブルがホンダにF1エンジンを切り替えた、そして、マックス・フェルスタッペンの成熟ぶりにとても満足していると語る。

「我々は何度か話し合いをしているし、彼が忍耐を示しているのは確かだ」とヘルムート・マルコは Sky Sport F1 にコメント。

「彼は自分がなぜ勝てないかを理解していた。レースをフィニッシュし、ポイントを稼ぐことが重要だとね。そうでなければチャンピオンシップには勝てない」

「今の彼は成熟している。彼はまだ非常に若いが、はるかに成熟している」

「彼はエンジンのドライバビリティににも満足している。昨年は無線でそれほど満足できないとのコメントを度々耳にいた」

「今シーズンにむけて彼とチームは大きな自信を持っていると思う」

F1バルセロナテストでは、信頼性が向上し、2つのチームに供給するようになったことで、ホンダは2015年にF1に復帰して以来、初めてメーカーよりも多くの走行距離を走り切った。

レーシングポイントのオイル漏れへの対応、ウィリアムズのテスト開始の遅れにより、3チームのメルセデスを破り、走行距離でルノー、さらにはメルセデスを上回った。

ヘルムート・マルコは、プレシーズンテストはレッドブル・レーシングとトロロッソにとって史上最高なものになったと述べ、マックス・フェルスタッペンの新しいアプローチも成果を挙げたと語る。

「すでに彼は自分のテストに熱心に集中することで非常に前向きな一歩を踏み出した」とヘルムート・マルコは語る。

「以前、テストは彼にとって少し退屈だった。彼はただそれを義務としてみなしていた」

「しかし、今の彼はそれが非常に非常に重要であることを理解しています。エンジニアがクルマを開発するための彼の意見が重要だということをね」

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