レッドブル・レーシング スクーデリア・トロ・ロッソ ルノー F1
レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、トロ・ロッソとルノーとの論争に介入。緊張関係の緩和に動いた。

トロ・ロッソは、F1ブラジルGPのフリー走行3回目の前に声明を発表。最近のパワーユニット故障の原因はトロ・ロッソのマシンにあるとするルノーのコメントに真っ向から反論した。

ルノーF1のマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは「我々はトロ・ロッソのマシンでの我々のエンジンの動作について少し懸念を抱いている。このスポーツでは決して偶然はない」と Autosport に述べていた。

この発言を受け、トロ・ロッソは「シリル・アビテブールがメディアに対してトロ・ロッソが苦しんでいるパワーユニットの問題は主にチームに関連しており、STR12シャシーでのパワーユニットの動作方法に問題があることを示唆したことに大きな驚きを感じている。我々は、トロ・ロッソが最近見舞われたMGU-Hとシャフトの故障の全てが、チームの動作方法やパワーユニットのシャシーへの搭載方法には関係してないことを明確にしたい」と声明で反論。

トロ・ロッソは、コンストラクターズ選手権で5ポイント差で負けているルノーによる陰謀説を示唆した。

この声明を受けて、ルノーのシリル・アビテブールは激怒。トロ・ロッソへのF1パワーユニット供給契約を最終戦を待たずしては破棄する可能性を示唆した。トロ・ロッソは2018年からホンダのF1パワーユニットに切り替えることが決定している。

論争が激化したことで、インテルラゴスのパドックでヘルムート・マルコはシリル・アビテブールと会談。両者の緊張関係の緩和に動いた。

ヘルムート・マルコは、レッドブルの声明を通して「感情が高まっている」と述べ、不公平な扱いがあるとの推測を否定。ルノーとのパートナーシップは「価値あるものだ」と強調した。

「過去10年間、我々は現在のエンジンサプライヤーと様々な感情を経験しながら多くの成功を収めてきた」とヘルムート・マルコは声明で述べた。

「いつものように長いシーズンの終わりに感情は高まっている。だが、価値ある関係であり、そうあり続けていくだろう」

「我々が当社のエンジンサプライヤーから公平かつ公正な扱いを受けていないという疑問は一切ない。それは今日でも真実だ」

トロ・ロッソは、2018年にルノーからホンダにパワーユニットのサプライヤーを変更し、代わりにマクラーレンがルノーと契約を結んだ。

親チームのレッドブル・レーシングは2018年末までルノーと供給契約を結んでいるが、噂ではルノーは契約を更新しない意向だとされている。

レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、ルノーと2018年と堅実な契約を結んでいると主張しているが、将来的にホンダやアストンマーティンのパワーユニットに切り替える可能性を示唆している。

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