セルジオ・ペレス レッドブルF1のサポートに感謝「強くなって戻る」
昨シーズンは開幕から5レースでポールポジション2回、優勝2回と絶好調のスタートを切ったペレスだが、その後は特に予選でトラブルに見舞われ、挑戦の勢いは衰えていった。
シーズン後半には調子を取り戻し、ドライバーズランキングではチームメイトのマックス・フェルスタッペンに次ぐ2位でフィニッシュしたが、最終戦を終えた時点で2人の間には290ポイントもの開きがあった。
FIA年間受賞式でペレスは、過ぎ去ったシーズンを振り返り、2024年にもっと戦いたいというモチベーションを強調した。
シーズン中盤の不調にもかかわらず、ペレスは2023年にレッドブルのトロフィーコレクションに多くのトロフィーをもたらした。「シーズン序盤はもちろん好調だったけど、中盤に少しジェットコースターに見舞われた」とペレスは語った。「でも、僕たちはあきらめずにチームとして団結したし、僕を支えてくれたチーム全員に感謝したい」
「とてもタフな時期を過ごしたけれど、チーム史上最高のシーズン（コンストラクターズタイトルとドライバーズ選手権でのワン・ツー）を手にすることができた。その困難な瞬間から学ぶことができたし、来年はもっと強くなって戻ってくるよ」
また、ペレスのボスであるクリスチャン・ホーナーも、レッドブルとの契約最終年を迎えるペレスに励ましの言葉を贈った。
「マックス・フェルスタッペンのチームメイトであることは、非常にタフな仕事だ」とホーナーはSky Sportsのインタビューで語った。
「彼はそれに対処できる真の精神的な強さを示したと思う」
レッドブルのチーム代表ホーナーから予選フォームの改善を命じられたペレス。「来年、彼が集中して改善しなければならないのは土曜日で、予選の平均タイムをマックスに近づけることだ」
「彼がレースできること、素晴らしいペースを持っていることは分かっているが、特にグリッドが収束していくのであれば、マックスとチェコの間に多くのマシンを置く余裕はないので、彼にはさらに上のグリッドからスタートしてもらう必要がある」
レッドブルは2025年にフェルスタッペンの横に誰を置くかという決断を迫られているが、ホーナーは次のように続けた。
「クルマはほかのドライバーにとっても魅力的なものだから、選択肢がないわけではない」
「もちろん、何の保証もないが、チェコは2024年の我々のドライバーであり、もし彼が素晴らしい仕事をすれば、2025年も彼をキープしたいと思うだろう。しかし、すべては彼がどのようなパフォーマンスを見せ、チームメイトとの関係でどのような結果を出すかにかかっている」
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