F1チーム首脳、ダブルディフューザー論争の再熱を軽視

フェラーリは先月F10の発表会で、ライバルチームがレギュレーションの範囲を越えた解釈をディフューザーに取り入れるのではとの懸念を表明。
しかし、2009年序盤にダブルディフューザーのコンセプトを持ち込んだ2チームの首脳は、その憶測を否定した。
「何ができて、何ができないかは明白なので、規約の違った解釈をするのは難しいだろう」とサム・マイケルはコメント。
「ここでは規約と異なる解釈のディフューザーは見ていない。いくつか極端なソリューションもあるが、それらも昨年と同じ原理を追求している」
「再びその話題が持ち上がったら驚くだろうね」
ロス・ブラウンは、去年F1の技術代表であるチャーリー・ホワイティングと何度か議論したが、論争になるような根拠はないと感じたという。
「数ヶ月前、チャーリー・ホワイティングにいくつか興味深い要請があった。チャーリーは、許容できるとしていることを非常に明確にしていると思う。フェラーリはその要請について言及しているのかもしれない。それらはかなり過激だったが、整えられたと思う」
「我々が知らないことを誰が知っているんだい? 我々は他チームのクルマを見ていない。レッドブルは来週到着するし、エイドリアン(ニューウェイ)は、彼がしていることについてかなり水平思考で考えることができる。何も知らないし、様子をみてみるつもりだ」
2010年F1マシン ダブルディフューザー 画像
左)フェラーリ F10 右)メルセデスGP MGP W01

右)マクラーレン MP4-25 左)ザウバーC29


左)ウィリアムズ FW32 右)ルノー R30


トロ・ロッソ STR5

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