【動画】 2020年 F1アブダビGP フリー走行1回目 ハイライト
F1アブダビGP フリー走行1回目のハイライト動画。2020年のF1世界選手権 最終戦 F1アブダビGPのFP1セッションが12月11日(金)にヤス・マリーナ・サーキットで行われた。
現地時間13時。気温25.6度、路面温度38.4度の温暖なコンディションで90分のセッションはスタート。決勝・予選は現地時間17時と陽が落ちることに行われるため、日中に行われるFP1とFP3はあまり役に立たないセッションだと考えられている。
今大会では新型コロナウイルス感染によって前戦F1サヒールGPを欠場していた王者ルイス・ハミルトンが復帰。インスタレーションラップを走行したが、その後ガレージで作業。前戦では14cmも身長が高いジョージ・ラッセルに合わせてペダル類を設置していたらめ、ハミルトン用に設置し直した際にトラブルが発生した可能性がある。
ハースF1はケビン・マグヌッセンに代えてFP1でミック・シューマッハを起用。F2でチャンピオンを獲得したシューマッハは、2021年にハースF1でのF1デビューが決定しており、今回のFP1がグランプリ週末でのデビューとなった。アルファロメオはキミ・ライコネンに代えてリザーブドライバーのロバート・クビサを起用している。
開始から20分が経過した頃、ダニエル・リカルド(ルノー)が駆動系と思われるトラブルでターン10付近でストップ。バーチャルセーフティカーが導入される。ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)もスローダウンを命じられたが、その後、再びアタックラップを行っており、大きな問題ではなかった。
フリー走行1回目のトップタイムを記録したのはレッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペン。26周を走行したフェルスタッペンは、セッション後半に1分37秒378をマークした。チームメイトのアレクサンダー・アルボンは1.169秒差の4番手だった。
2番手タイムはメルセデスのバルテリ・ボッタス。フェルスタッペンとの差は0.034秒だが、セッション序盤に出したタイムであり、後半に路面がクリーンになってから出したフェルスタッペンの方がコンディション的には有利だったと考えられ、それを差し引けばメルセデスが一歩リードしているかもしれない。復帰戦となったチームメイトのルイス・ハミルトンは5番手。セッション序盤はマシン調整に充てたハミルトンはハードタイヤのみで走行。それでもトップからは1.366秒差。前述のとおり、FP1とFP3はあまり有益ではないため、マシンの感触を取り戻すためのセッションだった印象だ。
上記の2強チームに割って入って3番手タイムを記録したのはルノーのエステバン・オコン。前戦F1サヒールGPでF1初表彰台を獲得したオコンは34周を走行してトップから1.137秒となる1分37秒515をマーク。チームメイトのダニール・リカルドがマシントラブルで走行できなかったため、プログラムを一人でこなした。
その後ろには6・7番手にレーシング・ポイント、8・9番手にアルファタウリ・ホンダ勢が続いた。8番手のダニール・クビアトと9番手のピエール・ガスリーはミディアムタイヤでタイムを出している。
グランプリ週末デビューとなったミック・シューマッハは、チームメイトで前戦F1サヒールGPからロマン・グロージャンの代役として参戦しているピエトロ・フィッティパルディを上回るタイム。しかし、フィッティパルディはただ一人1分44秒台と極端に遅く、何かマシンにトラブルを抱えていた可能性がある。
カテゴリー: F1 / F1動画 / F1アブダビGP
現地時間13時。気温25.6度、路面温度38.4度の温暖なコンディションで90分のセッションはスタート。決勝・予選は現地時間17時と陽が落ちることに行われるため、日中に行われるFP1とFP3はあまり役に立たないセッションだと考えられている。
今大会では新型コロナウイルス感染によって前戦F1サヒールGPを欠場していた王者ルイス・ハミルトンが復帰。インスタレーションラップを走行したが、その後ガレージで作業。前戦では14cmも身長が高いジョージ・ラッセルに合わせてペダル類を設置していたらめ、ハミルトン用に設置し直した際にトラブルが発生した可能性がある。
ハースF1はケビン・マグヌッセンに代えてFP1でミック・シューマッハを起用。F2でチャンピオンを獲得したシューマッハは、2021年にハースF1でのF1デビューが決定しており、今回のFP1がグランプリ週末でのデビューとなった。アルファロメオはキミ・ライコネンに代えてリザーブドライバーのロバート・クビサを起用している。
開始から20分が経過した頃、ダニエル・リカルド(ルノー)が駆動系と思われるトラブルでターン10付近でストップ。バーチャルセーフティカーが導入される。ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)もスローダウンを命じられたが、その後、再びアタックラップを行っており、大きな問題ではなかった。
フリー走行1回目のトップタイムを記録したのはレッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペン。26周を走行したフェルスタッペンは、セッション後半に1分37秒378をマークした。チームメイトのアレクサンダー・アルボンは1.169秒差の4番手だった。
2番手タイムはメルセデスのバルテリ・ボッタス。フェルスタッペンとの差は0.034秒だが、セッション序盤に出したタイムであり、後半に路面がクリーンになってから出したフェルスタッペンの方がコンディション的には有利だったと考えられ、それを差し引けばメルセデスが一歩リードしているかもしれない。復帰戦となったチームメイトのルイス・ハミルトンは5番手。セッション序盤はマシン調整に充てたハミルトンはハードタイヤのみで走行。それでもトップからは1.366秒差。前述のとおり、FP1とFP3はあまり有益ではないため、マシンの感触を取り戻すためのセッションだった印象だ。
上記の2強チームに割って入って3番手タイムを記録したのはルノーのエステバン・オコン。前戦F1サヒールGPでF1初表彰台を獲得したオコンは34周を走行してトップから1.137秒となる1分37秒515をマーク。チームメイトのダニール・リカルドがマシントラブルで走行できなかったため、プログラムを一人でこなした。
その後ろには6・7番手にレーシング・ポイント、8・9番手にアルファタウリ・ホンダ勢が続いた。8番手のダニール・クビアトと9番手のピエール・ガスリーはミディアムタイヤでタイムを出している。
グランプリ週末デビューとなったミック・シューマッハは、チームメイトで前戦F1サヒールGPからロマン・グロージャンの代役として参戦しているピエトロ・フィッティパルディを上回るタイム。しかし、フィッティパルディはただ一人1分44秒台と極端に遅く、何かマシンにトラブルを抱えていた可能性がある。
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